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里なび
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保全活用に関する文献検索
- 文献名
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アフリカ、マラウィ湖国立公園と周辺住民とのかかわり―自然保護と住民生活との葛藤―
- 出版年
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1999
- 出版社
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雑誌のため省略
- 掲載雑誌
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環境技術
- 巻/号/ページ
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28巻 / 3号 / 58-67ページ
- 著者名
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牧本直喜
記載なし
- 目次
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雑誌のため省略
- キーワード
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記載なし
- 要約
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近年、世界的に環境保護に関する動きが活発化している。しかし、途上国においては、生活環境そのものが自然環境である場合が多く、地域の生活保全と自然環境保護の問題が葛藤を起こす事態となっている。本研究では、アフリカ、マラウイ湖国立公園の事例から、自然公園の保護管理と住民生活との協調と葛藤の問題について検討した。また、これらの問題と先進国の自然環境保護問題との間に関連を問題提起した。その結果、政治体制、陸域および水域資源の利用、そして外部の人間や組織による観光産業等の要因に対する地域住民生活の関わりの中には、日本とは違った環境への対応や考え方が見られた。一方、生活習慣、社会、経済等様々な背景の違いはあれ、根本的な部分での共通項も見出された。世界規模で環境保護が叫ばれる中、グローバルな視点は必要であるが、そこにある人々の生活を無視することはできない。このことは世界に通じて言えることである。それぞれの現地に即した方法を考え、自然と人間社会の共存に向け、実践に移していかなければならない。
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