全国自然いきものめぐりスタンプラリー 日本全国の国立公園をまわっていろいろな“いきもの”に会いに行こう!

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やんばる野生生物保護センター ウフギー自然館(やんばるやせいせいぶつほごせんたー うふぎーしぜんかん)

施設写真

やんばる野生生物保護センター「ウフギー自然館」は、やんばるの生きものと自然について理解や関心を深めていただくための普及啓発や、貴重な自然環境と野生生物の保護のための事業・調査研究などを進める拠点施設です。館内には海から川、やんばるの森へたどりながらそこにすむ個性たっぷりの生きものたちとそのつながりを紹介しているコンテンツゾーン、のんびりゆんたくしながらやんばるを感じられるゆんたくゾーンなどがあります。また、センター周辺で見られる生きもの等を紹介した散策マップもご用意しております。やんばるの森に訪れる前に(後でも)ぜひお立ち寄りください。

施設情報

住所〒905-1413 沖縄県国頭郡国頭村比地263-1
TEL0980-50-1025
開館時間10:00~16:30
休館情報毎週月曜日、みどりの日(5/4)及びこどもの日(5/5)をのぞく祝祭日、 慰霊の日(6/23)、年末年始
入館料無料

シンボルいきもの

オリジナルスタンプ

シンボル写真

和名ヤンバルクイナ
分類ツル目クイナ科
学名Gallirallus okinawae
分類、学名の出典文献日本鳥類目録改訂第6版(日本鳥学会2000)
漢字表記山原水鶏
カテゴリー動物(鳥類)
出会える時期4~6月(繁殖期は、子育てのため親鳥の活動が盛んになります。)
出会える場所林縁部(道路に出てくることもあるので運転の際は注意が必要です。)
解説日本で唯一飛べない鳥です。飛べない代わりに丈夫な足を持っています。ミミズやカタツムリ、昆虫などのほか、ドングリやイチゴの実も食べます。繁殖期(主に4~6月)は子育てのため活動が盛んになり、道路に飛び出してくることもあるので、この時期のドライブは注意が必要です。国指定天然記念物。絶滅危惧ⅠA類。

※自然観察前には、近隣のセンターで注意事項を確認しましょう。

周辺でみられるいきもの

いきもの写真

和名ノグチゲラ
カテゴリー動物(鳥類)
出会える時期通年
解説やんばるだけにすむキツツキで沖縄県の県鳥です。雄は頭頂部が赤く、雌はこげ茶色をしています(幼鳥は雌雄ともに赤い)。木の実、昆虫、クモなど様々なものを食べており、雄は土の中にいるセミの幼虫やクモを掘り出して食べます(アカゲラ属のキツツキでは珍しい行動)。国指定特別天然記念物。絶滅危惧ⅠA類。

いきもの写真

和名ナミエガエル
カテゴリー動物(両生類)
出会える時期
解説やんばるの森だけにすんでいる成体で大型(70~120mmくらい)のカエルです。正体を知らない人は夜、森から聞こえてくるグォッグォッ…という鳴き声に驚いてしまうかもしれませんが、ずんぐりした体で瞳はひし形をしており、愛嬌たっぷりの姿をしたカエルです。県指定天然記念物。

いきもの写真

和名イタジイ(スダジイ)
カテゴリー新緑は春(2~3月)
結実は秋(10~12月)
出会える時期植物
解説ブロッコリーの森を形作るやんばるの森の優占種です。和名はスダジイですが、沖縄ではイタジイと呼ばれています。秋に成熟する実(ドングリ)はこの時期森の生きものたちにとって重要な食料となり、リュウキュウイノシシからケナガネズミ、意外なところではオキナワミナミサワガニなどもイタジイの実を食べています。

いきもの写真

和名オリイオオコウモリ
カテゴリー動物(哺乳類)
出会える時期通年
解説沖縄に生息する大型のコウモリ。クビワオオコウモリの亜種。夜行性。まれに昼間飛翔することもありますが、日中は木にぶら下がって休息しています。主に植物の果実を食べ、種や皮などはペリットとして吐き出します。センター周辺ではモモタマナの実を食べているようです。

いきもの写真

和名イシガケチョウ
カテゴリー動物(昆虫類)
出会える時期真冬以外
解説ひらひらと飛んでいる姿は紙切れのようですが、地味ながらも美しいチョウです。植物の葉や、道の上、岩の上などにはねを広げてとまります。イシガキチョウとも呼ばれ、翅が石垣のような模様をしているのでこの名前がついたと言われています。幼虫はガジュマルやイヌビワの葉を食べます。

※自然観察前には、近隣のセンターで注意事項を確認しましょう。