全国自然いきものめぐりスタンプラリー 日本全国の国立公園をまわっていろいろな“いきもの”に会いに行こう!

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知床世界遺産センター(しれとこせかいいさんせんたー)

施設写真

世界遺産・知床の自然や野生動物を詳しくご紹介しています。
四季折々の知床の様々な風景や野生動物の姿を、写真パネルやビデオ上映、実物大・実物重量のぬいぐるみなどで知ることが出来ます。
自然や野生動物に楽しく親しむとともに、知床の自然を守るためのルールやマナーも学べます。
知床は野生動物王国。旬の自然情報や安全で楽しい観光をするために、スタッフのフロアレクチャーを受けるのもお勧めです。

施設情報

住所〒099-4354 北海道斜里郡斜里町ウトロ西186-10
TEL0152-24-3255
開館時間・8:30~17:30 夏季(4/20-10/20)
・9:00~16:30 冬季(10/21-4/19)
休館情報夏期(4月20日~10月20日)無休
冬期(10月21日~4月19日)毎週火曜日
年末年始(12月29日~1月3日)
入館料無料

シンボルいきもの

オリジナルスタンプ

シンボル写真

和名ヒグマ
分類ネコ目クマ科
学名Ursus arctos
分類、学名の出典文献日本産野生生物目録-本邦産野生動植物の種の現状- 脊椎動物編(環境庁編、1993)
漢字表記
カテゴリー動物(哺乳類)
活動時期3~12月(真冬は冬眠します)
活動場所知床半島全域
解説日本で一番大きな陸上哺乳類。山や森に生息しています。アリ、どんぐりやヤマブドウなどの木の実、高山ではイチゴも食べます。知床では、秋に川沿いでサケを獲って食べているヒグマが目撃されることも。食べ物への執着心が強い動物であることなどから、安全のために「出会わないようにする」「近づかないようにする」ことが大切です。

※自然観察前には、近隣のセンターで注意事項を確認しましょう。

周辺でみられるいきもの

いきもの写真

和名エゾシカ
カテゴリー動物(哺乳類)
出会える時期通年
解説日本に棲むシカの仲間では一番大きい。6月ごろ、1頭の仔ジカを出産します。母親のお乳を飲む仔ジカの姿が見られることもあるよ。道路脇の芝や木の芽・木の葉、冬はササの葉も食べてしまうんだ。知床では増え続けていて、車との交通事故や畑の作物を食べてしまうことなど、エゾシカと人間の共生の工夫が求められています。

いきもの写真

和名キタキツネ
カテゴリー動物(哺乳類)
出会える時期通年
解説木の実やネズミ、ヘビなど何でも食べることができるたくましい動物。知床では、エゾシカと同じくらいよく出会うことのある生き物だ。最近は、お菓子をあげてしまう観光客に馴れて、道路に飛び出して車にはねられてしまう仲間もいる。

いきもの写真

和名オオワシ
カテゴリー動物(鳥類)
出会える時期11月~3月
解説片方の羽だけで約1m、両方広げると2.5mにもなる大きなワシの仲間。夏は、北海道の北にあるオホーツク海で巣を作り、子育てをする。寒い冬を少しでも暖かいエサの多いところで過ごそうと、知床や北海道まで南下して来るんだ。体が大きいためか、風が無い日は木の上で休んでいるのを見かけることがあるよ。

いきもの写真

和名シロザケ
カテゴリー動物(魚類)
出会える時期9月下旬~12月
解説知床の川で生まれ、知床の川に帰ってくるサケの仲間で一番大きい。なんと50cm以上もあるんだ。彼らは、太平洋やアラスカの海を何年もかけて旅して帰ってくる。秋、知床の多くの川で、産卵のために川を遡上するサケが見ることが出来ます。

いきもの写真

和名シレトコスミレ
カテゴリー植物
出会える時期6月中旬~7月中旬
解説知床連山の中でも、知床硫黄山付近にしか自生しない希少な植物。雪解けと同時に咲き、初夏を告げる。知床半島と、北方四島にしかない花であること、近年エゾシカの仕業か数も減っているとのことで、ますます希少性が高まっています。

※自然観察前には、近隣のセンターで注意事項を確認しましょう。