全国自然いきものめぐりスタンプラリー 日本全国の国立公園をまわっていろいろな“いきもの”に会いに行こう!

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田貫湖ふれあい自然塾(たぬきこふれあいしぜんじゅく)

施設写真

富士山のふもと田貫湖のほとりにある、入場無料で様々な遊びと学びが体験できる施設です。2階建て「自然体験ハウス」の館内にはヘルメットとライトを借りて探険できる樹海と火山洞窟のジオラマやベーゴマ・けん玉などの昔遊びのコーナー、田貫湖や富士山周辺の自然の展示やクイズラリーなどがあります。屋外では壁のぼりや巨大シーソー、散歩に気持ちのよい森が広がります。また、富士山麓の自然豊かなフィールドをベースに専門ガイドによる様々な自然体験プログラムも楽しめます。併設する宿泊コテージとともにバリアフリーとなっており、障害をお持ちの方やペット連れのお客様でも安心してご利用いただけますので、ぜひ遊びにいらして下さい。

施設情報

住所〒418-0107 静岡県富士宮市佐折633-14
TEL0544-54-5410
開館時間9:30~16:30
休館情報月曜、祝日の場合は翌日
夏休み期間(7/19~8/31)は休館日なし
入館料無料

シンボルいきもの

オリジナルスタンプ

シンボル写真

和名ムササビ
分類ネズミ目リス科
学名Ptaurista leucogenys
分類、学名の出典文献日本産野生生物目録-本邦産野生動植物の種の現状- 脊椎動物編(環境庁編、1993)
漢字表記?鼠
カテゴリー動物(哺乳類)
出会える時期通年
出会える場所田貫湖の周辺の森(自然塾敷地内にも住んでいます)
解説夜行性なので、昼間は木の洞(穴)で静かにしています。日が沈み暗くなると巣から出て、周辺の森で木の実や葉っぱなどの餌を探します。鳥のように羽ばたいて飛ぶことはできませんが、手と足の間にある皮膜を広げてグライダーのように高い所から低い所へと滑空して移動します。皮膜を広げると小さい座布団くらいの大きさがあります。

※自然観察前には、近隣のセンターで注意事項を確認しましょう。

周辺でみられるいきもの

いきもの写真

和名クロツグミ
カテゴリー動物(鳥類)
出会える時期5月~9月
解説夏鳥として日本の山地に飛来します。田貫湖周辺では比較的多く、高い木の梢に止まってさえずるので姿も見やすい鳥です。他の鳥の真似をするなどそのさえずりはレパートリーが多く、心地よい鳴き声にバードウォッチャーに親しまれています。自然塾の森や小田貫湿原なら出会えるチャンスがあるかもしれませんよ。

いきもの写真

和名モリアオガエル
カテゴリー動物(両生類)
出会える時期5月下旬~7月上旬
解説日本固有の森に住むカエル。繁殖期になると流れのない池や沼に集まり、水辺に張り出した枝に泡状の塊を作って産卵します。中で孵ったオタマジャクシはやがて池に落ち、その後は水中で生活します。自然塾の池でも卵塊を観察したり、鳴き声を確認することができます。ピーク時には100個以上の卵塊が作られます。

いきもの写真

和名ゲンジボタル
カテゴリー動物(昆虫類)
出会える時期6月下旬~7月上旬
解説日本最大のホタル。幼虫は清流に住みカワニナなどの貝類を食べて成長し、その後、岸に上がり土の中でさなぎになります。自然塾の近くにある沢でも見ることができます。彼らの交信の手段は点滅を繰り返す光なので、観察の際はライトの使用を控えるなどの心がけが大切です。

いきもの写真

和名マメザクラ(フジザクラ)
カテゴリー植物
出会える時期3月下旬~4月中旬(開花期)
解説富士山や箱根を中心とする山地に多い樹木です。他のサクラと比べ樹高が低く、花や葉も小さいことが名前の由来。自然塾周辺では春一番に咲くサクラで、下向きにぶら下がる花はとても可憐で、ソメイヨシノの華やかな様相とは違い控えめな印象を受けます。

※自然観察前には、近隣のセンターで注意事項を確認しましょう。