環境省ホーム > 政策分野・行政活動 > 政策分野一覧 > 自然環境・生物多様性 > 生物多様性の観点から重要度の高い海域 > 沿岸域 > 13610 高須海岸・河原津干潟
該当市区町村 | 愛媛県今治市、西条市 |
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面積(平方キロメートル) | 48 |
MARXANにより選定されたため
加茂川、中山川などの複数の河川が注ぐ河口干潟周辺の海域である。高須海岸をへて河原津干潟までにはユムシ、シタゴコロガニ、ムラサキガイが生息し(伊谷ら, 2005)、長年記録がないものの、カブトガニの繁殖地でもある。寄生性のマゴコロガイも採集される(Itani, 2004b)。また河原津干潟には瀬戸内海と有明海のごく限られた地域にしか分布せず、動物地理学的に貴重であるキセルハゼやラヌイハゼが生息する。加茂川河口部には、シギ・チドリ類が多く渡来し、春秋の渡り期の種数・個体数が比較的多い。コシャクシギ、セイタカシギ、アカアシシギ、ホウロクシギ、オオジシギが記録されており(環境省, 2001)、ズグロカモメが繁殖する(バードライフ・インターナショナル,2012)。
干潟(平方キロメートル) | 5.2 |
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藻場(平方キロメートル) | 0.051 |
サンゴ(平方キロメートル) | |
自然海岸の長さ(キロメートル) | 1.7 |
自然海岸の占める割合(パーセント) | 7.2 |
砂堆(在情報) | |
マングローブ |
■基準1 |
【貝類】 |
クリイロカワザンショウ |
ツブカワザンショウガイ |
ヤマトシジミ |
■基準2 |
【鳥類】 |
コアジサシ |
コアジサシ(営) |
コチドリ(営) |
シロチドリ(営) |
【魚類】 |
イカナゴ(産) |
カタクチイワシ(産) |
【甲殻類等】 |
カブトガニ |
■基準3 |
【鳥類】 |
コアジサシ |
【貝類】 |
コゲツノブエガイ |
タマキビ |
■基準7 |
【甲殻類等】 |
カブトガニ |
【貝類】 |
カノコガイ |
ヤマトシジミ |
※掲載種は抽出基準に合致するとして解析に用いた種のリストであって、当該海域に分布する種全てではない。
生物情報の例の凡例:無印:その種の分布情報あり。(営):営巣地・繁殖地に隣接する海域。(産):産卵海域。(※):解析には用いていないが、種の生息が確認されたとして追加で掲載したもの。(★):解析には生息情報を用いたが、当該海域では近年生息・生育の確認がない、あるいはすでに絶滅した可能性があるもの。