環境省重点施策・予算情報

平成23年度第3次補正予算(案)について

環境省

追加計上総額8,074億円

1.災害廃棄物の処理の促進3,985億円

 災害廃棄物を迅速に処理するための財政的支援を引き続き確実に行うとともに、「東日本大震災により生じた災害廃棄物の処理に関する特別措置法」に基づき国による処理の代行や地域グリーンニューディール基金の拡充を通じた支援等を行う。

【予算措置】

  • 復興地域における低炭素社会対応型浄化槽の集中導入事業(公共)
    ※ 復興交付金として内閣府に一括計上
    0.4億円相当

2.放射性物質の除去等の円滑な推進2,459億円

 「平成二十三年三月十一日に発生した東北地方太平洋沖地震に伴う原子力発電所の事故により放出された放射性物質による環境の汚染への対処に関する特別措置法」に基づき、放射性物質により一定レベル以上に汚染された廃棄物の状況を把握するための調査やこれを踏まえた処理計画の策定等と対象物の保管・処理を行うとともに、除染特別地域の生活圏における除染や地方公共団体における除染活動等の支援等を実施する。

【予算措置】

3.災害に強い地域づくり1,580億円

 地域グリーンニューディール基金を活用して東北被災地等の地方の防災拠点等に自立・分散型エネルギーシステムを導入し、災害に強い環境先進地域(エコタウン)の構築を支援するとともに、被災各地域における再生可能エネルギーの導入計画の策定を支援する。
 また、省エネルギーをオフセット・クレジット(J−VER)制度を活用した資金面・金融面で支援する仕組みの構築やCO2削減・節電のポテンシャル診断や対策提案事業を行うとともに、震災からの復興と住宅の省エネルギー化推進を支援するために住宅エコポイントを再開する。
 加えて、医療機関など重要な拠点における節電や電源セキュリティ向上のため、コジェネレーションシステムの導入を図る。

【予算措置】

4.三陸復興国立公園(仮称)への再編成7億円

 地域の再生・復興のシンボルの一つとして、東北地方沿岸の自然公園を「三陸復興国立公園」として再編成するため、生物多様性や森・里・海のつながり、農林水産業との連携、エコツーリズムの推進といった視点を柱とするビジョンを策定する。
 また、陸中海岸国立公園の主要な利用拠点等、被災した既存利用施設の集中的な復旧・再整備を実施する。

【予算措置】

5.環境先進地域の実現2億円

 使用済小型電気電子機器からのレアメタル等の回収など、地域の循環資源を徹底活用する拠点・システムを整備することを通じて、環境先進地域としての被災地復興に資する。

【予算措置】

6.安心・安全な生活の実現7億円

 被災地において、アスベスト、大気、海洋、土壌、底質等の環境モニタリングを行い、有害物質等の状況を監視すると同時に、微量でも長期ばく露による影響が懸念される化学物質について、環境中の残留濃度を継続的に監視する。加えて、アスベストについては、人へのばく露状況の調査も行う。

【予算措置】

7.体制整備

 「放射性物質汚染対処特措法」に基づく放射性物質により汚染された廃棄物の処理、土壌等の除染等の措置等の実施のための体制を整備する。

【予算措置】

8.その他32億円

 本年8月の閣議決定において、原子力安全行政に対する信頼回復とその機能向上を図るため、原子力安全規制に係る関係業務を一元化し、環境省に原子力安全庁(仮称)を設置することとし、平成24年4月の設置を目指して作業を行うとされていることを踏まえ、情報処理基盤の整備等、平成23年度中に必要な準備を行う。
 また、災害・放射能と環境に関する研究を実施するとともに、(独)国立環境研究所の施設復旧を行う。

【予算措置】

(注) それぞれ四捨五入によっているので、総額は一致しない。

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