課題名

D―1 陸域由来の環境負荷変動に対する東シナ海の物質循環応答に関する研究

課題代表者名

渡辺正孝(環境省 独立行政法人 国立環境研究所 水土壌圏環境研究領域)

研究期間

平成14−16年度

合計予算額

208,456千円(うち16年度 65,939千円)

研究体制

(1)*長江河口・東シナ海陸棚域へ供給される環境負荷物質の海洋生態系を介した循環に関する研究

 環境負荷物質の形態変化と海洋生態系物質循環との相互作用に関する研究
   陸棚域における環境負荷物質と水塊・生態系構造の相互作用に関する研究(独立行政法人国立環境研究所)
   長江および陸棚域における水質データの収集・解析に関する研究(蠧本スーパーマップ)

 形態変化をともなう環境負荷物質の輸送に関する研究(独立行政法人水産総合研究センター西海区水産研究所)

(2)東シナ海陸棚域の堆積物による過去50年間の長江経由土砂供給量の長期変動に関する研究

   土砂供給量・微化石による海域環境変動の評価に関する研究(独立行政法人産業技術総合研究所

   パリノモルフ解析による東シナ海環境変動の解明に関する研究(長崎大学)

(3)東シナ海の海洋環境予測統合モデルの開発に関する研究

 長江流域からの環境負荷量推定に関する国際共同研究(独立行政法人国立環境研究所)

 土地利用変化の影響を考慮した長江流域からの汚濁負荷流出量の推定手法開発に関する国際共同研究(独立行政法人国立環境研究所)

 長江から東シナ海への溶存態ケイ酸塩フラックスの長期変化とその河口生態系への影響に関する国際共同研究(独立行政法人国立環境研究所)

 東シナ海における海洋生態系モデル開発に関する研究(独立行政法人国立環境研究所)

研究概要

1.序(研究背景等)

 東アジアの代表的な大陸棚である東シナ海は、生物生産および生物種多様性が高い海域である。長江河口域は豊富な漁業資源に恵まれ、また沖縄を中心とした海域には珊瑚礁をはじめ野生生物の宝庫である。一方、中国は2001年にWTO加盟を果たすなどその経済発展は著しく、沿岸域と内陸部との経済格差を縮めるための西部開発を強力に推進している。特に長江流域の農業発展及び工業生産拡大は急速で、農薬・肥料の使用量、重金属類・有害化学物質等の排出量が増大している。それら汚染・汚濁物質は長江河口域・東シナ海へ流入しており海洋環境への影響が危惧される。さらに今後の長江流域の経済発展に伴う流域の土地利用変化、三峡ダムの完成は、当該海域に流入する淡水量、流砂量、栄養塩類、農薬等有害化学物質等の汚染・汚濁負荷の質・量について更に大きな変化を与えていくと考えられる。したがって、それらの変化が海洋環境・生態系に及ぼす影響を予測し、環境保全に資する施策に反映させるための知見を得ることが急務である。
 人類の生存は地球上の様々な生態系機能、特に生物生産機能に大きく依存している。このため、UNEPは、2001年に地球上の生態系機能の現状とその将来を評価するための「ミレニアム・エコシステム・アセスメント」をスタートさせた。この中では、森林・農地・湿地・淡水・沿岸生態系の生物生産と機能の評価により、どこに脆弱性が存在するかを予測することが強く求められている。現在、国立環境研究所は、中国政府が提案している「Integrated Ecosystem Assessment of Western China」に共同研究機関として参加している。西部開発にともなう長江河口域や中国沿岸域への影響評価は、中国政府の環境政策や日中韓環境大臣会合における主要課題となっている。

2.研究目的

 本課題は、中国大陸起源の環境負荷が長江河口域、東シナ海の物質循環、海洋生態系機能ならびに生物多様性に与える影響の評価・予測に必要な知見を得ることを目的とする。このため、本課題では、1)長江河口および東シナ海陸棚域における航海調査により、長江河川水及び河川中浮遊懸濁物と外洋水混合により生じる物理・化学的海洋環境の動的な変化、環境負荷物質の化学的特性・存在形態の変化、それらの輸送と海洋生態系構造及び生物生産に及ぼす影響を把握、2)長江の河口海岸域から東シナ海で採取した堆積物柱状試料により、過去50年間の陸域由来物質の供給量変動と沿岸環境の変化を把握、3)長江流域由来の環境負荷の質的・量的変化を予測するために長江の主要な支流域の一つである嘉陵江流域を対象として汚濁負荷流出量の推定手法を開発すること4)今後の長江流域の開発にともなって予想される河川経由の淡水・土砂・汚濁負荷供給変動に対する東シナ海の海洋生態系を介しての物質循環変動について影響予測を行うことが可能な流動モデル生態系物質循環モデルの開発を行う。さらにIGBPの土地利用変化研究やシナリオ研究との連携により、将来の中国での経済開発にともなう海洋環境への影響予測に資することを目標とする。

3.研究の内容・成果

 (1)長江河口・東シナ海陸棚域へ供給される環境負荷物質の海洋生態系を介した循環に関する研究
  ヾ超負荷物質の形態変化と海洋生態系物質循環との相互作用に関する研究
 東シナ海への長江河川水の流入が
陸棚域生態系に及ぼす影響を評価するために、2002年6月、2003年8月ならびに2004年8月に東経124〜128度、北緯29度30分〜32度45分の海域において海洋観測を実施した(図1)。



何れの航海においても、東経124〜125度上の測点表層に高濃度の溶存態無機窒素を含む長江希釈水プリュームが捉えられたが、低塩分水の東方への延伸範囲や藻類分布への影響は、長江洪水期前の6月の調査(2002年)と洪水期にあたる8月の調査(2003、2004年)では大きく異なった。6月の調査で東経124度50分の表層に観測された密度躍層上の長江希釈水には、Chaetoceros、Minidiscus comicus
の沿岸性珪藻や高栄養塩環境を好むSynechococcusが観察されたが、それよりも東方の測点では暖流系沿岸水および黄海混合水が順次卓越し、藻類は表層よりも密度躍層下・有光層直上に分布が移り、また東経126度を境に外洋性種(円石藻等)へと変化した。一方、長江流量が増大する8月の調査では、長江起源の栄養塩の表層水塊への供給範囲に拡大は認められなかったものの、長江河川水の影響を受けた低塩分水塊の範囲が拡大し、北緯30度30分の測線上では東経127度まで達した。また6月
から8月にかけては、季節的な水塊構造の変化と考えられる黒潮亜表層水の縁辺部から陸棚域への迫り上がりの増進や暖流系陸棚底層水の勢力の増大、黄海底層冷水の衰えがみられた。それらの水塊のバランスの変化にともなって、密度躍層下には黒潮亜表層水の影響を強く受け栄養塩を豊富に含む水塊が形成された。8月の調査における藻類分布は、6月の調査では分布範囲が長江希釈水の影響を受けた海域に限定された、沿岸性の藻類(2003年の調査ではChaetoceros、Pseudonitzschia
Thalassiosiraなどの珪藻とProrocentrum balticumなどの渦鞭毛藻、2004年の調査ではSynechococcus)が陸棚全域にわたって優占し、且つ各測点で躍層直上に集積していたことが特徴的であった。長江希釈水による栄養塩の供給は限定的であるものの、長江希釈水によって沿岸から輸送される藻類が、陸棚域では、外洋から供給される密度躍層下の栄養塩を摂取して群集を維持していたことが示唆された。

 ◆〃疎嵎儔修鬚箸發覆Υ超負荷物質の輸送に関する研究
 長江から供給される陸起源物質の東シナ海陸棚域における輸送過程と利用形態について検討した。夏季の東シナ海陸棚域では、長江希釈水を含む中国大陸沿岸水の影響で水温・塩分の顕著な躍層が形成され、躍層上層の長江希釈水には比較的高いクロロフィルa濃度が観測された。長江希釈水中にはDINは豊富にあるがDIPは枯渇することから、豊富なDINと生体より生ずる有機態栄養塩等を利用した生産サイクルの存在が示唆された。一方、躍層下にはDIN、DIPの豊富な東シナ海大陸棚底
層(冷)水があり、陸棚中央に位置する黄海底層冷水の配置の影響を受けながら、高濃度のクロロフィル亜表層極大が中国大陸沿岸水と接する躍層付近に形成される。このように長江希釈水を含む中国大陸沿岸水は東シナ海陸棚域において、栄養塩、さらには植物プランクトンの輸送担体として生物生産に重要な役割を果たすとともに、それらが外洋域にも影響を及ぼすことが推察された。長江由来の土砂は夏季に河口域に堆積する。陸棚域海底付近の懸濁粒子の有機炭素安定同位体比(δ13C)
は、夏季に高く秋季に低いことから、秋季の陸棚域では陸起源粒子の影響が推察された。特に秋季の東シナ海外部陸棚域の海底付近では、懸濁粒子のδ13Cが長江由来陸起源粒子のそれに匹敵するほど低く、現場堆積物にその供給源が無いことから、秋季における長江由来陸起源粒子の陸棚上の輸送が示唆された。

 (2)東シナ海陸棚域の堆積物による過去50年間の長江経由土砂供給量の長期変動に関する研究
 河川の堆積物運搬量の変動が沿岸海域に与える影響を明らかにするため、黄河と長江において河川の土砂運搬量データ、海域の堆積物に記録された変動記録、海岸沿岸域の地形などの変動記録を総合的に解析することを試みた。
 黄河では、ダムの堆砂や流域の水利用によって運搬土砂量が激減しており、1999年以降はデルタ全域で海岸線が後退する状況となっている。1976年以降の海岸線変化と運搬土砂量との関係から、年間運搬土砂量から2.5億トンを引いた値が陸域の拡大速度とよい相関があることから、波浪による沿岸域における土砂の再移動量は年間2.5億トンと推量され、海岸線を維持するためには同量の土砂供給が最低必要であることがわかった。
 長江では、長江デルタのデルタフロントとプロデルタの海域から採取した柱状堆積物について鉛210とセシウム137を用いて堆積速度の変化を検討した。水深14.5m、19.7m、26.8mから採取したコアの鉛210法による表層付近の堆積速度は、柱状試料の下部の堆積速度よりも小さく、またセシウム137法による堆積速度よりも小さかったことから、近年の堆積速度の減少が推定され、減少は沖合ほど明瞭であった。長江の河川から海域への土砂供給量は1980年代後半以降、顕著に減少しており、2000
年には1960-1980年代の供給量の約6割にまで低下している。このことが堆積速度減少の原因と考えられ、特に沖合ほど減少が顕著であることは、沿岸域が潮汐卓越環境であることを反映していると考えられる。プロデルタ・内側陸棚から採取した柱状試料の堆積相も潮汐の影響を強く示しており、供給土砂の減少はより沖合の堆積作用に影響が出易いことが明らかとなった。また長江中流の宜昌と下流の大通における土砂運搬量にはよい相関があり、この関係から推定される三峡ダム建設後の
海域への土砂量は、1960-1970年代の土砂量の約半分、三峡ダムの貯水直前よりも1-2割減少することが示された。

 (3)東シナ海の海洋環境予測統合モデルの開発に関する研究
  …更称域からの環境負荷量推定に関する国際共同研究
 長江流域の流量データベース及び気象データベースをもとに長江流域における流量予測システムの検証を行うとともに、高分解能衛星データを用いたリアルタイムの流量フラックス推定手法の開発を行った。長江本流の宜昌地点、大通地点に対し、既存の河床断面、水位、流量等データの収集を行い、水位-流量曲線を作成した。高分解能衛星データ(QuickBird2、最高リゾル-ション61cm)を用いて、該当水文ステーションの衛星データより、河川水面の幅を確定し、既存の水位-流量曲線と河川断面から、川幅と流量の関係を確立した。これによってリアルタイム的な流量フラックスを衛星データから換算することができる。さらに、推定された流量を用いて、過去に得られた流量と汚濁負荷濃度の相関関係式から、汚濁物質の濃度と負荷量を推定した。
 その結果、取得した2002年3月29日の長江上流の宜昌地点と2003年1月12日の長江最下流の大通地点における解像度61cmのQuickBird2画像から、得られた流量と実測流量との誤差は5%以内であることが明らかになった。推定された流量から長江経由大通地点から東シナ海に流入するSS、COD、DIN、TP、TNの汚濁負荷量はそれぞれ194,451.1ton、3,454ton、1,271.4ton、1,575.8ton、193.2tonとなった。
 ◆‥效詫用変化の影響を考慮した長江流城からの汚濁負荷流出量の推定手法開発に関する国際共同研究
 土地利用変化に伴う長江流域由来の環境負荷の質的・量的変化を予測するため、主要な支流域の一つである嘉陵江流域(流域面積160,000km2)を対象に汚濁負荷流出量の推定手法を開発した。衛星データを用いた多時期の詳細な土地利用データの整備及び土地利用の時系列的な変化量の抽出と、汚濁負荷発生インベントリの作成を行った。これら土地利用データ、負荷インベントリを入力データとする流域汚濁負荷流出モデルの開発と適用を行った。
 1990年と2000年を対象にそれぞれ作成した縮尺1:1,000,000の土地利用データを用いた空間解析の結果、流域全体で耕作地と森林域が10年間で、それぞれ4,170km2、1,475km2減少しており、特に耕作地の市街地化(減少面積の63.6%)が顕著であった。これにより、市街地は4,686km2増加し、都市近郊農地(農村地域)の市街地化の促進が定量的に確認できた。また、重慶市を対象とした汚濁物質発生インベントリモデルの構築によって、都市の急激な発展に伴い、産業系を由来とする汚濁
物質の長江及び東シナ海への流入量が増大することが、定量的に確認できた。
  長江から東シナ海への溶存態ケイ酸塩フラックスの長期変化とその河口生態系への影響に関する国際共同研究
 長江流域大通地点の溶存態ケイ酸塩(DSi)、およびその他の栄養塩について、1955年から1985年までの月平均濃度と長江流域における空間分布データを収集し、解析を行った。その結果、長江から海域へのDSiフラックスは過去数十年に亘って減少傾向にあった。DSi濃度の分布がケイ酸塩岩分布によって左右され、上流のDSiが高く、重慶から宜昌にかけて減少し、中流から下流にかけて増加することが判明した。DSiとフラックスの季節変動は流量変動に左右され、洪水期(5〜10月)に増加し、乾期(11〜翌年の3月)に減少している。洪水期DSiフラックスは1.77×106tとなり、全年の74%を占めている。DSiとフラックスの経年変化は、ダム建設や農業生産、肥料などの人為活動によって強く支配されていることが示唆された。DSiフラックスは、1960、70、80年代にそれぞれ2.72、2.23、2.13×106tとなっている。長江流域に建設されている162の大型ダムの全容積は155.07km3(年間総流出量の16.14%に相当)に達し、モデル計算によると、31.4万tのDSi(年間DSiフラックスの13.08%に相当)がこの162のダム貯水池の中の藻類・生物によって固定され、そのうち6.25万t(年間DSiフラックスの2.64%に相当)がそのままダム貯水池に堆積されていることが分かった。
 ぁ‥譽轡奮い砲ける海洋生態系モデル開発に関する研究
 長江からの供給される大量の汚濁物質を含む長江希釈水、栄養塩豊富な黒潮系水、低栄養塩の黄海系水及び暖流系沿岸水が複雑に絡み合って東シナ海の海洋構造を形成している。この結果、栄養塩分布はこの海洋構造に規定され、藻類分布は栄養塩分布と海洋構造に強く支配されていることが判明した。長江からの淡水及び土砂供給量の正確な把握、衛星TRMMを用いた東シナ海海面への降雨量推定、大気大循環モデル(ECMWF)結果を用いて東シナ海海面上での風による応力と気温・日射量・湿度分布を与え、東シナ海での長期海洋流動シミュレーションを行った。計算結果は東シナ海において起源の異なる水塊が複雑に分布する海洋構造を再現していることが観測結果との検証により判明した。三峡ダム建設や南水北調計画のスタート、及び上海周辺での経済発展に伴う工場立地の増加は長江からの取水量を飛躍的に増加させる可能性があり、これらを総合すると約3000?/sの水資源が長江から取水されることが推定された。長江からの淡水供給量の正確な把握をもとに、長期海洋流動計算結果を境界条件として用い、長江での小領域における塩分遡上再現計算と今後の水資源需要増加に伴う塩分遡上シナリオ計算を行った。シナリオ計算結果は、長江河川流量が最小となる渇水期(11-4月)での塩分遡上は非常に大きく(最大15‰)、上海市の生活用水・工業用水・農業用水に大きな影響を与えることが示唆された。長期海洋流動計算結果と連立して物質循環モデルを開発し、東シナ海に適用した。計算されたクロロフィル濃度分布は衛星画像で観測されている濃度分布を定性的に説明しているものの、長江以外の河川からの汚濁負荷の精度向上が不可欠であることが判明した。

4.考察

 代表的な大陸棚である東シナ海は、生物生産および生物種多様性が高く、長江河口域は豊富な漁業資源に恵まれ、また沖縄を中心とした海域には珊瑚礁をはじめ野生生物の宝庫である。中国の経済発展は著しく、沿岸域と内陸部との経済格差を縮めるための西部開発を強力に推進している。特に長江流域の農業発展及び工業生産拡大は急速で、農薬・肥料の使用量、重金属類・有害化学物質等の排出量が増大し、それら汚染・汚濁物質は長江河口域・東シナ海へ流入しており海洋環境への影
響が危惧される。今後の長江流域の経済発展に伴う流域の土地利用変化、三峡ダムの完成は、当該海域に流入する淡水量、流砂量、栄養塩類、農薬等有害化学物質等の汚染・汚濁負荷の質・量について更に大きな変化を与えていくと考えられる。
 長江流域起源の環境負荷が長江河口域、東シナ海の物質循環、海洋生態系機能ならびに生物多様性に与える影響の評価・予測手法の開発を行った。1)長江河口および東シナ海陸棚域における航海調査により、長江河川水及び河川中浮遊懸濁物と外洋水混合により生じる物理・化学的海洋環境の動的な変化、環境負荷物質の化学的特性・存在形態の変化、それらの輸送と海洋生態系構造及び生物生産に及ぼす影響を把握、2)長江の河口海岸域から東シナ海で採取した堆積物柱状試料により、過去50年間の陸域由来物質の供給量変動と沿岸環境の変化を把握、3)長江流域由来の汚濁負荷流出量の推定手法を開発と東シナ海の海洋生態系を通しての物質循環変動予測を行うことが可能な流動モデル・生態系物質循環モデルの開発を行った。これらモデルを用いて、将来の中国での経済開発にともなう土地利用変化、水需要変化、汚濁負荷変化等の予測シナリオにより、海洋環境への影響予測を行うことが可能となった。人類の生存は地球上の様々な生態系機能、特に生物生産機能に大きく依存している。このため、UNEPは、2001年に地球上の生態系機能の現状とその将来を評価するための「ミレニアム・エコシステム・
アセスメント」を行った。この中で、国立環境研究所は中国政府行っている「lntegrated Ecosystem Assessment of Western China」に共同研究として参加し、西部開発にともなう森林・農地・湿地・淡水・沿岸生態系の脆弱性や、長江河口域や東シナ海への影響評価を行った。それら知見は中国政府の環境政策や日中韓環境大臣会合における主要課題検討の際の科学的知見として用いられており、東アジアの海洋環境保全施策に資することができたと考えられる。

5.研究者略歴

課題代表者:渡辺正孝
      1945年生まれ、マサチューセッツ工科大学卒業、Ph.D.
      現在、国立環境研究所水土壌圏環境研究領域長
      主要論文:
      Kim, D.,Watanabe, M., Nakayasu,Y. and Kohata,K.: "Changes in 02- and H202
      production by Chattonella antique during diel vertical migration under nutrient
      stratification", Aquatic Microbial Ecology, vol.39:183-191, 2005.
      Kim, D. , Watanabe, M. , Nakayasu, Y. and Kohata, K. : " Production of superoxide anion
      and hydrogen peroxide associated with cell growth of Chattonella antique" ,
      Aquatic Microbial Ecology, vol.35:57-64,2004.
      Zhang,J.,Xu,K., Watanabe,M., Yang, Y. and Chen,X.: "Estimation of river
      discharge from non-trapezoidal open channel using QuickBird-2 satellite
      imagery", Hydroligical Sciences Journal, 49:247-260,2004.
      Xu,K., Zhang,J., Watanabe, M. and Sun, C. : Estimating River Discharge from
      Very-High-Resolution Satellite Data: A Case Study in the Yangtze River, China,
      Hydrological Processes, in press 2004
      Liu J. Watanabe M. Yue T. Ouyang H. and Deng X. 2002. Integrated ecosystem
      assessment for western development of China. J. Geographical Sciences. 12.
      127-134.

サブテーマ代表者
  (1) А ̄枩遏ヽ
      1968年生まれ、東京理科大学工学部卒業、工学博士
      現在、国立環境研究所流域圏環境管理研究プロジェクト
      海域環境管理研究チーム主任研究員
      主要論文:
      Koshikawa H, Harada S, Watanabe M, Kogure K, Ioriya T, Kohata K, Kimura T, Sato
      K, Akehata T, 1999. Influence of plankton community structure on the contribution
      of bacterial production to metazooplankton in a coastal mesocosm.
      Mar Ecol Prog Ser 86: 31-42.
      越川 海、原田茂樹、渡辺正孝、1999. 溶存有機物の微生物食物連鎖を経由する高次
      栄養段階への伝達 Bull.PlanktonSoc.Japan46(1)=78-87.
      Koshikawa H, Harada S, Watanabe M, Sato K, Akehata T, 1996. Relative contribution
      of bacterial and photosynthetic production to metazooplankton as carbon sources.
      J Plankton Res 12:2269-2281.
  (1)◆А_村和麿
      1967年生まれ、東京水産大学卒業
      現在、水産総合研究センター西海区水産究所東シナ海海洋部研究員
      主要論文:
      岡村和麿、井関和夫。清本容子、星加 章、谷本照巳. 1997. 春季の東シナ海陸棚縁
      辺部における広域濁度分布. 海の研究, 6巻6号,361-369,
      Okamura K, Iseki K, Kiyomoto Y, Hoshika A, Tanimoto T, 1997. Spring turbidity
      distribution on the outer shelf and the slope in the East China Sea. Proceedings
      of the CREAMS'97 Sympo, 259-262.
      Iseki K, Okamura K, Tsuchiya Y, 1994. Seasonal variability in particle
      Distributions and fluxes in the East China Sea. Proceedings of the IGBP Sympo,
      189-193.
  (2): 斎藤文紀
      1958年生まれ、京都大学理学部卒業、理学博士
      現在、産業技術総合研究所海洋資源環境研究部門 沿岸環境保全研究グループ長
      主要論文:
      Saito Y, Yang Z, Hori K, 2001. The Huanghe (Yellow River) and Changjiang (Yangtze
      River) deltas: a review on their characteristics, evolution and sediment
      discharge during the Holocene. Geomorphology, vol. 41, 219-231.
      Saito Y, Wei H, Zhou Y, Nishimura A, Sato Y, Yokota S, 2000, Delta progradation
      and chenier formation in the Huanghe (Yellow River) Delta, China. Journal of
      Asian Earth Sciences, vol. 18, p. 489-497.
      Saito Y, Katayama K, Ikehara K, Kato Y, Matsumoto E, Oguri K, Oda M, Yumoto M,
      1998, Transgressive and highstand systems tract and post-glacial transgression,
      the East China Sea. Sedimentary Geology, vol. 122, p. 217-232
  (3) А― 開欽
      1962年生まれ、武漢大学工学部卒業、工学博士
      現在、国立環境研究所流域圏環境管理研究プロジェクト
      流域環境管理研究チーム 主任研究員
      主要論文:
      Xu K, Koshikawa H, Murakami S, Watanabe M, and Mingyuan Zhu, 2000. Effects of
      environmental pollution load through large rivers on marine ecosystem in the
      East China Sea, Researches related to the UNESCO's Man and the Biosphere
      Programme in Japan. p.15-22
      徐開欽、張継群、渡辺正孝、2001. 中国長江流域の水環境問題(7)-水質汚濁の現
      状と対策、用水と廃水、43、5、408-418.
      徐開欽、張継群、渡辺正孝、2003. 中国における水資源の現状とその利用動向分析(2)、
      資源環境対策、39、1、187-199

  (3)◆А‥亙媽宜(同上)

6.成果発表状況(本研究課題に係る論文発表状況。査読のあるものに限る。投稿中は除く。)

(1) Z Wang, Z Chen, K Okamura, J Gao, K Xu, H Koshikawa and M Watanabe : GEO-MAR LETT, 24,
 252-258, (2004)
 "Anomalous current recorded at lower low water off the Changjiang River mouth, China"
(2) J Zhang, K Xu, M Watanabe, Y Yang and X Chen: HYDROLOG SCI J, 49, 247-260, (2004)
 "Estimation of river discharge from non-trapezoidal open channel using QuickBird-2
 satellite imagery"
(3) K Xu, J Zhang, M Watanabe, and C Sun: HYDROL PROCESS, 18, 1927-1939, (2004)
 "Estimating River Discharge from Very-High-Resolution Satellite Data: A Case Study
 in the Yangtze River, China"
(4) N Jiao, Y Yang, N Hong, Y Ma, S Harada, H Koshikawa and M Watanabe: CONT SHELF RES, 25,
 1159-1301 (2005)
 "Dynamics of autotrophic picoplankton and heterotrophic bacteria in the East China Sea"
(5) K.Uehara, Y.Saito, K.Hori: MAR GEOL, 183, 179-192 (2002)
 "Paleotidal regime in the Changjiang (Yangtze) Estuary, the East China Sea, and the
 Yellow Sea at 6 ka and 10 ka estimated from a numerical model"
(6) K. Hori, Y. Saito, Q. Zhao, P. Wang: J SEDIMENT RES, 72, 884-897 (2002)
 "Evolution of the coastal depositional systems of the Changjiang (Yangtze) River in
 response to Late Pleistocene-Holocene sea-level changes"
(7) K. Hori, Y. Saito, Q. Zhao, P. Wang: GEO MAR LETT, 22, 127-132 (2002)
 "Control of incised-valley fill stacking patterns by accelerated and decelerated
 sea-level rise: Changjiang example during the last deglaciation"
(8) H. Y. Lu, Z. X. Liu, N. Q. Wu, S. Berne, Y. Saito, B. Z. Liu, L. Wang: BOREAS, 31, 378-385 (2002)
 "Rice domestication and climate change: phytolith evidence from East China"
(9) Z. Yang, Y. Saito, B. Liu, J. Zhang, H. Wang: LOICZ Report & Studies no. 26, 118-121 (2002)
 "Decadal and millennial time-scale changes of water and sediment discharge of the
 Huanghe (Yellow River) caused by human activities"
(10)Y. Saito, Z. Chen, J. Li, H. Shen, K. Hori: LOICZ Report & Studies no. 26, 122-124(2002)
 "Decadal and millennial time-scale changes of water and sediment discharge of the
 Changjiang (Yangtze River) caused by human activities"
(11) K. Oguri, E. Matsumoto, M. Yamada, Y. Saito, K. Iseki: DEEP-SEA RES PT II, 50, 513-528 (2003)
 "Sediment accumulation rates and budgets of depositing particles of the East China Sea"
(12) S. Yi, Y. Saito, H. Oshima, Y. Zhou, H. Wei: QUATERNARY SCI REV. 22, 609-628 (2003)
 "Holocene environmental history inferred from pollen assemblages in the Huanghe
 (Yellow River) delta, China: climatic change and human impact"
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