放射線による健康影響等に関する統一的な基礎資料
(平成28年度版、 HTML形式)

第7章 環境モニタリング
7.1 空間線量率の時空間分布

関東地方における空間線量率の経時変化

関東地方における空間線量率の経時変化
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関東地方の都県のモニタリングポストの所在地は、東京電力福島第一原子力発電所から近い順に、水戸市(130km)、宇都宮市(140km)、前橋市(210km)、さいたま市(210km)、新宿区(230km)、市原市(230km)、茅ヶ崎市(270km)となっています。
各地点の空間線量率の推移を見ると、関東地方には平成23年3月15日から22日の1週間の間に放射性物質が移動してきたものと考えられます。その後、空間線量率が事故前のレベルに下がらなくなった理由としては、地上に放射性物質が降下し、沈着したことが考えられます。
なお空間線量率のデータは、平成23年4月から平成24年3月は環境放射線データベースのデータを、平成23年3月と平成24年4月以降は環境放射能水準調査結果を用いています。
(関連ページ:下巻P19、「現在の空間線量率の状況」

本資料への収録日:平成25年3月31日

改訂日:平成29年3月31日

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