環境省保健・化学物質対策

熱中症や紫外線にご注意ください

 夏になり、紫外線の強さや、熱中症が気になる季節になりました。紫外線や熱中症は、知識があればリスクを避けることが出来ます。そこで、環境省では、紫外線と熱中症それぞれについて保健指導マニュアルを作成するなどして、情報提供を行っています。

紫外線

 紫外線については、オゾン層破壊による紫外線増加といった環境問題としてのものだけではなく、浴びすぎにより人の健康へ影響を及ぼすものとして、関心が高まってきました。

 環境省では、紫外線保健指導マニュアルを作成し、「紫外線とは」「紫外線による健康影響」「紫外線による影響を防ぐために」等といった紫外線についての最新の知見等を紹介しています。

 また、(独)国立環境研究所のホームページでは紫外線観測サイトで測定値の情報提供を行っています。

熱中症

 本年の夏は例年に比べ暑くなることが予想され、さらに、ヒートアイランド現象や地球温暖化による影響のひとつとして、私達を取り巻く環境において、熱によるストレスの増大が指摘されており、日常生活における熱中症発症のリスクが高くなっています。熱中症の症状は一様ではなく、症状が重くなると生命への危険が及ぶこともあります。

 熱中症は正しい知識があれば予防することができます。熱中症保健指導マニュアルでは熱中症についての新しい科学的知見や関連情報を紹介しています。あわせて、環境省では、ホームページでダウンロードできる、熱中症予防普及啓発ポスターを作成しました。

 また、熱中症の予防を図るため、暑さ指数(WBGT)の予測、及び速報値の情報提供を行っています。