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化学物質アドバイザーの活用場面

リスクコミュニケーションでの活用

◆ どうして化学物質アドバイザーが必要なの?

前述の通り、化学物質アドバイザーは化学物質に関する幅広い知識を持っていますが、多くの事業所の環境・安全・衛生担当の方も、当然その事業所で使用されている化学物質について深い知識を持っていますので、住民の皆様からの質問には答えていただけると思います。

では、どうして化学物質アドバイザーが必要なのでしょうか?

その理由は・・・

  1. 化学物質に関する情報は専門用語が多く分かりにくい(分かりやすさ)
  2. 1つの事象について複数の見解や測定データが存在するため、どの情報が適切なのか判断するのが難しい(中立性)
  3. 事業者や行政に対して市民が不信感を持っている場合があるため、同じ情報でも利害関係のない第3者から提供された方が市民から受け入れられやすい(信頼性)

事業所の担当者が回答の仕方を誤れば、「難しい言葉を並べてはぐらかされた感じ」、「きっと事業所に都合のいい情報を採用したんでしょう」といった住民の不信感を生み出す可能性があります。これでは、せっかくの機会を台無しにしてしまいます。そこで必要になってくるのが、中立的に分かりやすく情報提供できる化学物質アドバイザーです。