浄化槽フォーラム in びわ湖(平成23年10月16日開催)

「浄化槽フォーラム in びわ湖」が滋賀県近江八幡市にて開催されました。

「浄化槽フォーラム」は、浄化槽の普及促進を通じて水に関する環境保全を図るとともに、NPO等関係者の全国的なネットワーク作りにより保全活動をより活性化させることを目的として平成19年5月に設立されました。

今回の「浄化槽フォーラム in びわ湖]では、講演やパネルディスカッション、意見交換に加え、東日本大震災に関しての、浄化槽についての報告や展示も行われました。

以下に、環境省と浄化槽フォーラムの共催で実施された平成23年10月16日「浄化槽フォーラム in びわ湖」について概要と会場の様子等をご紹介します。

開催概要

日時

平成23年10月16日(日)13時30分~18時00分

会場

休暇村近江八幡西館ホール

主催

環境省、浄化槽フォーラム

協力

滋賀県、近江八幡市、彦根市、甲賀市、財団法人日本環境整備教育センター、NPO法人菜の花プロジェクトネットワーク、社団法人浄化槽システム協会、社団法人滋賀県生活環境事業協会、滋賀県環境整備事業協同組合、他

参加者数

151名

プログラム

冒頭挨拶(13時30分~)

浄化槽フォーラム代表理事
北尾高嶺(豊橋技術科学大学名誉教授)

来賓祝辞(13時35分~)

滋賀県知事
嘉田由紀子
近江八幡市副市長
津村孝司

講演・報告(13時50分~)

基調講演
須藤隆一
(東北大学大学院工学研究科客員教授、特定非営利活動法人環境生態工学研究所理事長)
写真、多くの人が公演を聞いている様子

水環境保全と今後の取り組み・汚水処理の考え方・小規模分散型施設(浄化槽)の特徴・浄化槽のさらなる普及に向けての4点について講演、質疑応答。

東日本大震災被災状況報告他
藤塚哲朗
(環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部廃棄物対策課浄化槽推進室長)

岩手・宮城・福島の被災3県の浄化槽の被災状況の調査報告と浄化槽被害の特徴、世界のトイレについてのプレゼンテーション。

パネルディスカッション&意見交換会(15時30分~)

コーディネーター
竺文彦
(龍谷大学理工学部教授)
パネリスト
近江八幡市、彦根市、甲賀市
パネリスト3市から浄化槽に関わる業務の実態と各市の状況報告。

行政の震災時計画と浄化槽の普及・推進の課題等についてパネルディスカッションを行った後、傍聴者を交えて質疑応答と意見交換。

会場写真、多くの人が公演を聞いている様子

閉会(18時00分)

屋内外展示・イベント


東日本大震災復旧支援活動記録写真の展示


東日本大震災における浄化槽の被災状況の展示


パック(凝集沈殿)テスト


プランクトン顕微鏡観察

会場付設の合併処理浄化槽を利用した金魚すくい


風船細工等のこども向けイベント


浄化槽模型の展示


浄化槽メーカーによる浄化槽のモデル展示