報道発表資料本文

(別紙)
諮問第130号
環水管発第041014001号
平成16年10月14日



 中央環境審議会会長
   森嶌昭夫殿


環境大臣  
 小池百合子  



湖沼環境保全制度の在り方について(諮問)

 環境基本法(平成5年法律第91号)第41条第2項第2号の規定に基づき、湖沼環境保全制度の在り方について貴審議会の意見を求める。

[諮問理由]
 湖沼環境保全対策については、湖沼水質保全特別措置法(昭和59年法律第61号)に基づき、10の指定湖沼において、水質環境基準を確保するため、湖沼水質保全計画の下で、生活排水処理施設整備や排水規制等により汚濁負荷の削減に取り組んでいるところである。
 しかしながら、指定湖沼における水質の状況は、一部湖沼で改善は見られるものの、ほとんどの指定湖沼において環境基準が達成されておらず、改善効果は十分ではない。
 また、総務省による「湖沼の水環境の保全に関する政策評価書」が、平成16年8月3日付けで環境省等関係3省に通知され、湖沼水質保全政策の推進を図る必要があるとされたところである。
 本諮問は、このような状況を踏まえ、湖沼環境保全制度の在り方について、貴審議会の意見を求めるものである。




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