報道発表資料本文

(別添)


環境技術実証モデル事業(小規模事業場向け有機性排水処理技術分野)における実証対象技術の選定について

資料提供
平成16年8月16日
(室名)環境対策室
(担当者)細川
(電話)内線2918

1 趣旨

 環境技術実証モデル事業の小規模事業場向け有機性排水処理技術分野について,平成16年度の実証対象技術を選定しました。

2 選定技術の概要

平成16年6月24日(木)から7月7日(水)まで実証対象技術の募集を行ったところ,5件の申請がありました。
広島県技術実証委員会(委員長:岡田光正広島大学大学院工学研究科長)を設置し,形式的要件や実証可能性を検討するとともに,技術の先進性や環境保全効果等を検討し,さらに環境省と協議の上,実証対象技術3件を選定しました。

<<実証対象技術>>
技術の概要 開発者
粉末凝集剤を用いた加圧浮上法 株式会社 トーエネック等
(愛知県名古屋市中区栄 1-20-31)
浮上油自動回収システム 株式会社 丸八
(広島県福山市松永町 351-3)
振動フィルター併用凝集加圧浮上法 株式会社 御池鐵工所
(広島県深安郡神辺町川南三ノ丁396-2)
注 詳細は別紙のとおり

3 環境技術実証モデル事業について

(1) 事業の概要
既に適用可能な段階にある先進的な環境保全技術でも,客観的な評価がないことにより普及の進んでいない状況がみられます。
このため,環境省では,このような環境保全技術について,環境保全効果等を客観的に実証することにより,環境技術の普及を促進し,環境保全と環境産業の発展を促進することを目的としたモデル事業を,昨年度から実施しています。
本県は昨年度に引続き実証機関として選定され,小規模事業場向け有機性排水処理技術分野について実証試験を実施します。
また,昨年度実証した技術については,積極的に実証結果を公表します。
ecoひろしま ~環境情報サイト~
http://www.pref.hiroshima.jp/eco/e/e6/jissyou/H15houkoku/houkoku.html
(2) 今後の予定
時期 内容
8月下旬 環境省の実証試験要領に基づき,実証試験計画を策定
9月上旬 実証試験計画に基づき,実証試験を実施
3月 実証試験結果報告書を作成
環境省ホームページや本県の環境ホームページ等で報告書を公表

4 その他

本件については,環境省が別紙2のとおり資料提供を行うこととしています。




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