報道発表資料本文

[各測定地点における年平均pH(2000年~2002年)]


図 年平均pHの推移

注)1. 上記の数字は、各測定地点の2000年、2001年及び2002年の湿性沈着のpH(年平均値)
2. 測定方法については、EANETにおいて技術マニュアルとして定められている方法による。(なお、精度保証(QC)を実施している。)
 
[主要な結果]
1. 測定地点:2000年38地点、2001年41地点、2002年43地点(計10ヶ国)
(なお、各測定地点は都市地域、田園地域等の地域特性が異なる。)
2. pHは、4.18~6.42(一般に5.6以下を酸性雨と呼んでいる)の範囲に分布。
3. 3ヶ年を通じた経年的な変化については今後、解析・評価が行われる予定。
4. 日本においては、この期間のデータは従前のモニタリングデータと同レベル。
5. 北アジア地域ではpHが6を超えるデータもあり、黄砂による中和作用が示唆。



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