表１ 平成８年度ダイオキシン類モニタリング結果の概要 単位:pg-TEQ/m3 地域分類 地点数 検体数 平均値 最小値 最大値 工業地域近傍の住宅地域 6 24 1.00 0.38 1.67 大都市地域 6 24 1.02 0.30 1.65 中都市地域 6 24 0.82 0.05 1.56 バックグラウンド地域 3 12 0.07 0.05 0.10 注）定量下限は原則として異性体ごとに0.1pg/m3 最大値、最小値は、測定した地点の年平均値としてのもの 表２ 平成８年度ダイオキシン類モニタリング結果の詳細 単位:pg-TEQ/m3 地域分類 測定地 平均 夏１ 夏２ 冬１ 冬２ 工業地域近傍の住宅地域 茨城県鹿島郡神栖町 0.71 0.08 0.08 1.9 0.79 神奈川県川崎市 1.62 0.59 1.0 2.5 2.4 大阪府堺市１ 1.67 0.42 0.70 2.84 2.71 大阪府堺市２ 0.75 0.19 0.18 0.90 1.72 兵庫県尼崎市 0.84 1.7 0.58 0.62 0.46 福岡県大牟田市 0.38 0.33 0.38 0.16 0.66 平均 1.00 0.55 0.49 1.49 1.46 大都市地域 宮城県仙台市 0.30 0.09 0.15 0.91 0.04 東京都新宿区 1.65 0.48 1.3 2.5 2.3 大阪府大阪市１ 1.45 0.28 0.24 2.69 2.57 大阪府大阪市２ 1.02 0.53 0.28 1.77 1.48 福岡県福岡市１ 0.87 0.31 0.43 1.18 1.54 福岡県福岡市２ 0.82 0.45 1.03 1.13 0.68 平均 1.02 0.36 0.57 1.70 1.44 中都市地域 大阪府枚方市 1.36 0.43 0.17 3.21 1.61 岡山県倉敷市 0.16 0.17 0.26 0.15 0.04 島根県松江市 0.05 0.06 0.00 0.12 0.01 福岡県久留米市 1.03 0.41 0.53 1.42 1.75 福岡県小郡市 0.75 0.51 0.71 0.89 0.88 福岡県北野町 1.56 0.98 1.56 2.00 1.70 平均 0.82 0.43 0.54 1.30 1.00 バックグラウンド地域 大阪府南河内郡 0.07 0.04 0.14 0.07 0.03 千早赤阪村 福岡県八女郡矢部村 0.10 0.08 0.03 0.13 0.14 新潟県佐渡郡相川町 0.05 0.01 0.05 0.13 0.00 平均 0.07 0.04 0.07 0.11 0.06 注）定量下限は原則として異性体ごとに0.1pg/m3 表３ ダイオキシン類の地域ごとの大気環境濃度の経年変化 単位:pg-TEQ/m3 測定地域 平成２年度 平成４年度 最小値 最大値 平均値 最小値 最大値 平均値 工業地域周辺の住宅地域 0.11 1.12 0.57 0.12 1.03 0.63 大都市地域 0.02 2.73 0.67 0.04 1.37 0.60 中小都市地域 0.01 1.16 0.71 0.01 1.36 0.36 バックグラウンド地域 0.01 0.46 0.19 0.00 0.02 0.01 測定地域 平成６年度 平成８年度 最小値 最大値 平均値 最小値 最大値 平均値 工業地域周辺の住宅地域 0.10 1.33 0.63 0.38 1.67 1.00 大都市地域 0.03 1.10 0.37 0.30 1.65 1.02 中小都市地域 0.01 0.60 0.20 0.05 1.56 0.82 バックグラウンド地域 0.01 0.04 0.02 0.05 0.10 0.07 注）測定地点は調査ごとに変更している場合があるので、同一地点の経年変化を表すわけではない 最大値及び最小値は、各年度、各地域ごとに測定した地点の年平均値としてのもの
| 物質名 | IARC （国際がん研究機関） の発がん性評価 |
大気環境基準等(単位:μg/m3) (ダイオキシン類の単位はpg-TEQ/m3) |
||
|---|---|---|---|---|
| EPA10−5 | WHO欧州 | 環境庁 | ||
| アクリロニトリル | 2A | 0.1 | 0.5 | - |
| アセトアルデヒド | 2B | 5 | - | - |
| 塩化ビニルモノマー | 1 | - | 10 | - |
| クロロホルム | 2B | 0.4 | - | - |
| １，２−ジクロロエタン | 2B | 0.4 | 700 | - |
| ジクロロメタン | 2B | 20 | 3000 | - |
| ダイオキシン類 | 1,3 | - | - | 0.8 |
| テトラクロロエチレン | 2A | - | 5000 | 200 |
| トリクロロエチレン | 2A | - | 1000 | 200 |
| １，３−ブタジエン | 2A | 0.04 | - | - |
| ベンゼン | 1 | 1 | 2.5 | 3 |
| ベンゾ［ａ］ピレン | 2A | - | - | - |
| ホルムアルデヒド | 2A | 0.8 | 100 | - |
| ・ | 「大気環境基準等」の「環境庁」の欄は、環境基本法第16条に基づく大気環境基準値又は中央環境審議会答申に基づく指針となる大気環境濃度 | |
| ・ | IARC発がん性評価 | |
| 1 | 人に対して発がん性を示す物質 | |
| 2 | 人に対して発がん性を示す可能性のある物質 | |
| 2A | 可能性の高い物質 | |
| 2B | 可能性の低い物質 | |
| 3 | 人に対して発がん性を評価するには十分な証拠が得られていない物質 | |
| ・ | ダイオキシン類のIARC発がん性評価は、2,3,7,8-TCDDについては１、その他の異性体については３ | |
| ・ | 「EPA10−5」の欄は、米国環境保護庁が設定したユニットリスクの10−5リスクレベル換算値 | |
| ・ | 「WHO欧州」の欄は、ＷＨＯ欧州地域事務局のガイドライン値 | |