CCPキャンペーン・ワークショップアジェンダ (参考1) アジア・気候変動防止都市(CCP)キャンペーン・ワークショップ アジェンダ 初日(11月19日) セッション1 「地球温暖化フォーラム-ストップ地球温暖化、地球市民の挑戦-」 10:00~ 開会式 主催者挨拶 埼玉県知事 土屋義彦 環境庁企画調整局長 田中健次 来賓挨拶 埼玉県議会議長 浅古 登 10:30~ 基調講演 「国際的な地球温暖化への挑戦」 (環境庁地球環境部環境保全対策課長 小林 光) 「海外の自治体による地球温暖化対策」 (ICLEI世界事務局 フィリップ・ジェサップ) 記念講演 「市民、企業による温暖化防止への努力」 (東京大学教授 大西隆) セッション2 13:30~ 議長の指名、アジェンダの確認 気候変動防止都市キャンペーンの現状(ICLEI世界事務局 タニア・イモラ) 埼玉サミットの概要(埼玉県環境部次長 中野健一) CCPツールキット(ICLEI世界事務局フィリップ・ジェサップ) 日本における地球温暖化対策の概要 (環境庁地球環境部環境保全対策課長 小林 光) アジア版自治体行動計画策定ガイドライン・ドラフト (ICLEI日本事務所 大熊幸雄) 討議 第2日(11月20日) セッション3 「北米及び欧州における気候変動防止都市キャンペーン」 9:30~ 北米における気候変動防止都市キャンペーンの概要 (ICLEI世界事務局 タニア・イモラ) 欧州における気候変動防止都市キャンペーンの概要 (ベルリン市エネルギー計画部長 クラウス・ミュシェン) ディスカッション セッション4 「行動計画策定に係る技術的事項」 11:30~ トピックI~温室効果ガス排出量の把握 事例発表:埼玉県環境推進課長 小久保 武 14:00~ トピックII~再生可能なエネルギー 事例発表:クアラルンプール市保健部次長 ザイノル・パワンチー 越谷市環境保護課長 寺倉 隆 15:00~ トピックIII~省エネルギー 事例発表:熊本市環境保全局環境企画課長 松原誠一 16:00~ トピックIV~適応戦略その他 事例発表:ハミルトン市環境 イニシアティブコーディネーター アラスデア・クレイグ スバ市保健部長 イリトマシ・ベレナカダブ ディスカッション 第3日(11月21日) セッション5 「将来の行動」 9:30~ 将来の行動についての討議 議長総括 閉会
(参考2)
国際環境自治体協議会(ICLEI)は、1993年1月、国連環境計画(UNEP)と共催で「第1回気候変動と都市環境に関する自治体サミット」(ニューヨーク)を開催し、世界の自治体が積極的に気候変動問題と取り組むよう呼びかけた「気候保護のための都市キャンペーン」を開始した。昨年3月には、温暖化対策の推進を図るため、気候変動枠組条約第1回締約国会議に合わせてベルリンで「第2回サミット」を開催した。さらに、前2回のサミットの結果を踏まえて、第3回は埼玉県、ICLEI,環境庁の主催により埼玉県において、工業化と都市化の著しいアジア地域で初めて開催した。開発途上国と先進国の自治体が一同に会して先進的事例の紹介や意見交換を行い、地球環境時代における自治体の役割を明らかにするとともに、自治体における気候変動対策の促進を図った。また、温暖化対策について自治体が中心となって進める諸対策を呼びかけ、アジア地域の各国自治体が共同して取り組む気候変動対策のキャンペーンを提案する等を内容とする「気候変動に関する世界自治体宣言(埼玉宣言)」を採択した。
今回のワークショップは、埼玉サミットで発足した「アジア・CCPキャンペーン」を推進するために開催されたものである。
国際環境自治体協議会(ICLEI)は、温室効果ガス排出削減のための自治体による取組を強化し、自治体レベルのエネルギーの効率化に関するモデル的政策・措置を開発及び普及し、各国政府や気候変動枠組条約に対する自治体の一致した声を国際的に取りまとめて提供することを目的として、国際的なキャンペーンである「CCPキャンペーン」を開始した。これまでに163自治体が参加している。CCPキャンペーンは、地方自治体が数量的な削減目標を持つ行動計画を作成し、実施することを自主的に約束し、実施するものである。
アジア地域においては、埼玉サミットで「アジア・気候変動防止都市キャンペーン」として発足した。