報道発表資料本文


兵庫県関連整備地域整備計画

1.名称及び区域

1名称 :
兵庫県関連整備地域
2区域 :
9市46町(総面積4,759.4 km2

2.整備等の目標

 大阪湾臨海地域と有機的、効率的な連携を図り、関連整備地域の持つ豊かで恵まれた自然環境や個性的な文化・歴史等を最大限に生かした特徴ある都市整備と新たな産業活動展開拠点を整備し、臨海地域と一体となって“交流と共生の世界都市圏”の形成をめざす。
 このため、「自然と共生する新たな産業・文化拠点のネットワーク交流圏」の形成に向けた整備を図り、5つの整備目標を設定するとともに必要な機能の整備・導入を図る。
{1}
新たなワークスタイルやライフスタイルの創造
{2}
国際的な芸術・文化交流拠点の形成
{3}
科学技術の創造と新産業活動拠点の形成
{4}
自然との新たな共生関係の構築と快適生活空間の形成
{5}
災害に強い交流ネットワーク社会の形成

3.大阪湾臨海地域との有機的かつ効率的な連携に関する事項

 大阪湾臨海地域の持つ高次機能と相互補完する独自の産業や文化の拠点整備を図るとともに、関連し合う機能の整備、導入を進め、大阪湾臨海地域との有機的かつ効果的な連携関係を構築する。
{1}
特色ある産業・文化拠点の形成と広域的な地域ネットワークの整備・強化による大阪湾臨海地域との相乗効果の発揮
{2}
新たな産業創造に向けての科学技術の基礎的・応用的研究開発拠点の形成による大阪湾臨海地域との産業コンプレックスの構築
{3}
豊かな自然や歴史的風土を活かした内外の人々へのうるおいとやすらぎのある保養と交流空間の整備
{4}
新しいライフスタイル・ワークスタイルに対応した生活居住空間の整備
{5}
森林等の国土保全及び食糧・水・エネルギーの供給機能の整備・強化並びに基盤整備による安全で恵み豊かな“交流と共生の世界都市圏”の形成

4.環境の保全に関する事項

 循環・蓄積型の経済・社会の構築や新しいライフスタイルの創造を視点に、リサイクルの推進や未利用エネルギーの活用等、環境への負荷の少ないエコロジカルな循環型都市構造を構築するとともに、「環境の保全と創造に関する条例」等に基づき社会の構成員すべての参加と協働による環境適合型社会の形成を図る。

5.配慮すべき事項

 災害の防止等:阪神・淡路大震災の経験と教訓を活かし、災害時における被害を最小限に抑え、迅速、的確な復旧が可能な防災都市構造の構築を図るとともに、大規模災害等の緊急事態にも即応しうる防災・危機管理システムを整備し、災害に強い安全、安心なまちづくりをめざす。




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