本ガイドラインは、国の各行政機関が調達するコピー機について、環境への配慮の方針を示すことにより、個別製品リストにおいて示すべき環境配慮情報の内容を規定するものである。
本ガイドラインでいうコピー機とは、カラー複写機、複合機器(拡張性のあるデジタル機器を含む。)を除く一般の行政事務の用に供する乾式間接静電式の普通紙複写機とする。
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個別製品リストへの掲載条件となる環境配慮情報の内容 表1 コピー機に係る基準(1)
表2 コピー機に係る基準(2)
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その他の環境配慮情報
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個別製品リストへの掲載条件となる環境配慮情報の内容
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その他の環境配慮情報
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低電力モード | コピー作業終了後、一定時間操作が行われなかった後、自動的に切り替えられ実現される低電力状態。 |
オフモード | 一定時間が経過した後、自動オフ機能によって電源がオフになった状態。 |
スタンバイモード | コピー機がコピー作業を行っていない時点で、すぐに稼働できる状態にあり、低電力モード、オフモードには未だ入ってない状態。 |
トナーカートリッジ | 感光体ドラム、トナー容器、スリーブ、帯電器、クリーニングブレード等(その全部又は一部)を一体化し、トナー補給等に伴い交換するユニットを指す。 |
再使用 | そのままの形状で同じ用途に使用すること。 |
リサイクル | 原料として再生すること。 |
コピー機に関する個別製品リストの掲載項目
項 目 掲 載 情 報 内 容製造事業者名 ○○○○○ 製品名 △△△△△ コピー速度 ○○(枚/分:CPM) 環境配慮情報低電力モード消費電力※ ○○(W) 低電力モードからの復帰時間※ ○○(秒) オフモード消費電力※ ○○(W) オフモードへの移行時間※ ○○(分) 両面コピー機能 有/オプション/無 再使用された部品やリサイクルされた素材の使用状況 (使用部位等について記述) 感光体ドラムへのセレンの使用の有無 未使用/使 用 最大消費電力※ ○○(W) スタンバイモード消費電力※ ○○(W) エネルギー消費効率※ ○○(Wh)・対象外 使用時に発生するオゾン濃度 0.04mg/m3以下/0.04mg/m3超過 補修用部品保有期間※ 製造打切後最低○○年 ドラムの耐久性※ ○○(枚) 製品に使用される部品や素材の再使用又はリサイクル若しくはその仕組みの有無 (製品の回収・リサイクルシステムの現状や予定について具体的に記述) リサイクルしやすい設計かどうか 実施/未実施(他にリサイクル設計の指針や内容について記述) 使用済みトナーカートリッジの回収、再使用又はリサイクルされているかどうか
トナーカートリッジ方式 該 当/非該当 トナーカートリッジの回収 実 施/未実施 再使用又はリサイクル 実 施/未実施 感光体ドラムにセレンを使用している場合の廃棄時の回収の有無 有 / 無 その他環境配慮特記事項 (特記したい環境配慮事項について記述) 価格 □□□□円 発売開始時期 ○○年◎◎月 問合先 ◎◎株式会社(TEL ) その他 ××××× 注)※印は具体的な数値を掲載
コピー速度
A4版普通紙への連続複写を行った場合の1分当たりの複写枚数。
オプション
両面コピー機能をオプションとして付けられる製品。
再使用された部品やリサイクルされた素材の使用状況
再使用された部品及びリサイクルされた素材が製品の部位に使用されているかについて代表的なものを記入。
エネルギー消費効率
「エネルギーの使用の合理化に関する法律」に定められた方法により測定した1時間当たりの消費電力。
ただし、A2版以上の用紙に複写可能な製品及びCPM>86の製品については対象外とする。
リサイクルしやすい設計かどうか
実 施 |
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何らかの指針等に基づきリサイクルに配慮した設計を行っている場合。 |
未実施 | : | そのような設計を行っていない場合。 |
特記したい環境配慮事項
国内外の環境ラベルの取得、国際エネルギースターロゴの取得、ISO14001の認証取得など上記環境配慮情報以外に特記したい事項を記入。
価格
標準的な小売価格とするが、販売店等によって異なる場合がある。