応募者 | 独立行政法人 国立環境研究所 | 大阪大学大学院 |
代表者 | 水土壌圏環境研究領域長 渡辺 正孝 | 工学研究科環境工学専攻長 加賀 昭和 |
課題名_ | 都市・流域圏における自然共生型水 ・物質循環の再生と生態系評価技術開発に関する研究 | 流域圏自然環境の多元的機能の劣化診断手法と健全性回復施策の効果評価のための統合モデルの開発 |
研究開発の目的・目標 (提案書から抜粋) | 都市・流域圏における健全な水・物質循環の再生と、生物多様性を支える自然共生型環境を創造することを目標とし、これらを統合管理し、環境資源を経済的に評価するモデル等を構築・活用することにより、都市再生に関わる「降水流出制御」、「水質改善基盤」、「有機物循環」、「土地利用制御」の4つの政策シナリオとして具体化させることを目的とする。 | 流域圏都市の活動基盤である流域圏自然環境が本来多元的機能を持つことに着目し、淀川流域圏を対象としてその定量化を目指すとともに、都市活動の影響による機能劣化の現状を定量的に評価・診断するための手法の開発を試みる。その過程で、生態系の健全性を統合的に評価する指標となり得る新しい生物学的モニタリング手法の開発研究を併せて実施する。 さらに、都市活動が多元的な機能の劣化に及ぼす影響を定量的に表現できる統合モデルを開発し、流域圏の健全性回復のためのいくつかの施策を立案して統合モデルとの連結によりその効果評価を試みることで、地域特性に応じて重視すべき機能を選択しつつ自然共生を図る都市再生への新しい技術的方法論を探る。 |
主な研究開発参画機関 | 東京都環境科学研究所 大阪大学大学院 (株)荏原製作所 | - |
参考: | 平成14年度環境技術開発等推進事業[自然共生型流域圏・都市再生技術研究]に係る課題の採択について(H14年7月1日記者発表資料) |