環境省
平成19年11月
環境省は、環境基本計画に基づき、平成14年11月に「環境配慮の方針」を策定し、環境省のすべての組織におけるすべての活動を対象として、環境配慮に取り組んでいるところである。
平成18年度における環境配慮の方針に基づく自主的点検結果の概要は以下のとおりです。
1.政策分野における取組結果の概要
- ○平成18年度事後評価(政策評価)結果の概要
- 平成18年度に行った施策(重点的評価対象施策4、その他の施策5)について、あらかじめ設定した目標の達成状況や客観的な指標等により測定を行い、施策に係る現状及び課題等の分析を踏まえて評価を実施している。
〔平成18年度環境省政策評価書〕
評価結果の概要としては、以下の表のとおり。
【評価結果の概要】
| 施策の方向性 |
重点的評価対象施策(4) |
その他の施策(5) |
| (予算要求等への反映) |
| 施策の改善・見直し |
4 |
5 |
| 取組を引き続き推進 |
0 |
0 |
| 施策の廃止・完了・休止・中止 |
0 |
0 |
| (機構・定員要求への反映) |
| 機構要求を図る |
3 |
1 |
| 定員要求を図る |
4 |
3 |
2.通常の経済活動の主体としての活動分野における取組結果の概要
- ○平成18年度環境マネジメントプログラムの達成状況の概要
- 環境省は、平成13年11月から環境マネジメントシステムの試行稼働を開始し、平成14年7月にISO14001の外部認証を取得している。(なお、平成17年7月にISO14001:2004へ移行している。)
平成18年度においては、平成17年度に引き続き、環境マネジメントシステムに掲げるすべての目標を達成している。
〔環境マネジメントプログラムの達成状況(平成18年度)〕
【具体例】
|
18年度目標 |
18年度実績 |
| 電気使用量 |
平成13年度比-30% |
平成13年度比-31% |
タクシー使用量の削減による
大気環境への負荷の低減
(二酸化炭素換算) |
平成13年度比-18% |
平成13年度比-50% |
ゴミの排出量
(廃棄物総量) |
平成15年度比-15% |
平成15年度比-35% |
| 用紙類使用量 |
平成16年度比-16% |
平成16年度比-16% |
- ○環境マネジメントプログラムの達成状況を踏まえた目標の改訂、実施計画などの強化
- 環境マネジメントシステムの達成状況、地球温暖化対策の進展等を踏まえ、既に平成19年度の目標の改訂や実施計画などの強化を行っており、今後とも事業者として環境保全の推進のための取組を強化することとしている。
【具体例】
|
19年度目標
(当初) |
18年度実績 |
19年度目標
(見直し後) |
公用車の燃料使用量
(二酸化炭素換算値) |
平成13年度比
-15% |
平成13年度比
-30% |
平成13年度比
-30% |
ゴミの排出量
(廃棄物総量) |
平成15年度比
-15% |
平成15年度比
-35% |
平成15年度比
-35% |
- 地球温暖化対策推進のため、公用車の使用燃料の削減について、上記の表のとおり、目標値を改訂。
- 廃棄物の発生抑制のため、ゴミの排出量について、上記の表のとおり、目標値を改訂。また、重要書類についてはエコポストに廃棄するなど運用手順を強化。
- 環境省が主催する各種イベントについて包括的に環境配慮を行うとともに、 後援するイベント等においても同様の取組が行われるよう促す。
(以上)