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第7節 緑化推進運動への取組

 緑化推進連絡会議においては、関係行政機関相互の緊密な連絡を図り、総合的かつ効率的な緑化施策を推進するとともに、次の施策の実施により、緑化推進運動の一層の展開と定着化を図るものである。
? 「小鳥がさえずる森づくり」運動を推進するため、普及啓発活動等を実施するとともに、ゴルファーによる緑化協力運動を推進する。
? 花と緑の都市モデル地区整備事業を、21都市(うち63年度新規3都市)において実施する。
? 学校環境緑化促進事業を実施する。
? 国民の国土緑化思想の高揚を図り、国土緑化を推進するため、全国植樹祭等の開催、緑の少年団の育成、みんなの森造成、森林を多目的に利用する計画の策定のほか、新たに国民一人ひとりが森林づくりに参加することが可能なしくみの構築とその普及に助成する。
 また、緑化に関する技術開発、調査研究、情報収集・提供等のほか、保健・休養、文化、教育等の高度利用に資するため、森林の整備改良を地域の自然的社会的条件に応じてモデル的実証的に実施する事業に助成する。
 さらに、都道府県が行うモデル的緑地造成に助成するとともに、緑化強調期間等を設定し、緑化活動や緑の羽根募金運動等を全国的に展開する。
? 工場立地法に基づく指導、通商産業大臣表彰、日本開発銀行等からの融資、グリーンマーク制度等を実施する。
? 春季における都市緑化推進運動(4〜6月)、都市緑化月間(10月)等を実施するほか名古屋市において全国都市緑化フェアを開催する。
 また、緑の相談所の整備、(財)都市緑化基金及び地方都市緑化基金の拡充等を推進する。
? 都市公園の中に住民等の参加・協力による「まちの森づくり」、「ふるさとの森づくり」を推進するほか「さくらの園」の整備を推進する。
? 国際花と緑の博覧会の開催準備を推進するため、会場整備並びに関連事業の推進、政府出展の準備及び各方面への出展参加招請を行う。

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