4 自然保護思想の普及及び自然保護教育の推進
自然のメカニズムや人間と自然のかかわりについて国民の理解を深め、自然に対する愛情とモラルを育成するため、国立・国定公園等において整備を進めているビジターセンター、自然研究路等の施設を活用し、自然に親しむ運動等を通じて自然保護思想の普及を積極的に推進するとともに、自然観察の森の整備を引き続き進め、自然観察を通じた自然保護教育を推進した。また、富士箱根伊豆国立公園箱根地区、西表国立公園石西礁湖地区等を「自然保護教育活動推進モデル地区」に選定し、活動プログラム等を作成するとともに、ボランティアを含めた運営体制を組織化するなど自然保護教育活動基盤の整備を図った。