1 取締りの重点と検挙状況
警察は、公害の防止と国民の快適な生活環境の保全を図るため、悪質な水質汚濁事犯や産業廃棄物の不法処分事犯等に重点を指向した取締りを強力に推進している。 最近5年間における公害事犯の検挙状況は、第6-2-1表のとおりである。 これを、適用法令別にみると第6-2-2表のとおりで、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」(以下「廃棄物処理法」という。)違反による検挙が最も多く、全体の92.8%を占めている。