3 警察における公害苦情処理の状況
昭和62年中の警察における公害苦情受理件数(交通公害に係るものを除く。)は48,444件であり、61年と比較して539件の増加となっている。
公害苦情の種類別受理状況は第6-1-3表のとおりで、騒音に関する苦情が全体の97.0%と依然として大部分を占めている。これは、騒音苦情の性質上、夜間におけるものが多数を占めることから、夜間においても受理する体制が整備されている警察に苦情が集中するためと考えられる。
受理した苦情の処理状況は、第6-1-4表のとおりで、大部分は警察官の現場における注意・指導により措置されている。