3 環境保全総合調査研究促進調整費による調査研究

　昭和60年度に本調査費で行われた主な調査研究は以下のとおりである。環境庁は、ワシントン条約審査・照会マニュアル整備緊急調査、釧路湿原の火災に係る自然環境影響緊急調査、奄美群島における海中生態系の異変現象の緊急調査及び液状PCB高温熱分解試験に伴う周辺環境への影響調査を行い、警察庁はスパイクタイヤ対策に関する調査研究を行った。また、環境庁、厚生省及び運輸省は、大都市地域における二酸化窒素削減のための交通対策等緊急調査を行い、環境庁及び農林水産省は、関東地域におけるスギ林の衰退と酸性降下物の影響に関する緊急実態調査を行った。