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第7節 

3 赤潮防止対策

 近年、赤潮が多発し、又は特殊プランクトンが発生している瀬戸内海等の海面や琵琶湖等の内水面を対象に、テレファックス等を用いて漁協−道府県−水産庁を結ぶ赤潮関係の情報収集・処理から通報までの体制の整備及び赤潮発生海域の調査並びに漁場の富栄養化及び赤潮被害の防止を図るための漁場環境改善に関するパイロット事業について引き続き助成する。また、赤潮等の発生に影響を与える底質中のプランクトンのシスト(休眠胞子)の分布状況等の調査を新たに行う。さらに、赤潮被害の防止等に資するため、赤潮予察実用化技術等の開発試験を引き続き行うとともに、生物的赤潮防除技術及び漁場環境の総合的な保全技術の開発試験を新たに行う。

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