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第1節 

2 国連環境特別委員会

 国連環境特別委員会の設置が、58年12月の国連総会で決議された。
 委員長には先進国側からブルントラント元ノルウエー首相、副委員長には開発途上国側からハーリド前スーダン外相が国連事務総長により任命され、日本からは大来元外相が委員会メンバーに内定している)。事務局はジュネーヴに置かれるとみられるが、各会合は世界各地で開かれることが予定されており、2年以内に21世紀の地球環境の理想像を模索し、その実現の方策を検討し、報告書を作成することとなっている。我が国には資金と人材・資料提供の両面からの多大の貢献が期待されている。

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