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第1節 

8 廃棄物

 廃棄物は、生産、流通、消費活動等に伴い発生するものである。日常生活に伴って生じるごみについてみると、48年の第一次石油危機後、一時的に排出量は減少したものの、再び増加傾向にある(第1-1-8図)。
 一般廃棄物のうち、ごみの発生量は56年度で4,300万トン(55年度4,400万トン)、市町村の計画処理区域内におけるくみとりし尿(し尿浄化槽汚でいを含む。)は4,900万キロリットル(同4,600万キロリットル)である。
 産業廃棄物の排出量は55年度で2憶9,200万トンと50年度(2憶3,600万トン)に比較して23.0%増加している。産業廃棄物の排出量を種類別にみると、汚でいの発生量の増加が著しく、総排出量の約30%を占めている。(第1-1-9図)

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