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第1節 

3 警察における公害苦情処理の状況

 警察における公害苦情(交通公害に係るものを除く。)の受理件数は、昭和52年以降、年々増加しており、56年中の受理件数は44,145件で前年に比べ2,285件(5.5%)増加した。これは、水質汚濁、悪臭等に関する苦情が減少した中で騒音に関する苦情が増加したことによるものである。公害苦情の態様別受理状況は、第7-1-5表のとおり、騒音に関する苦情が大部分を占め、次いで水質汚濁、悪臭の順となっている。
 受理した苦情の処理の状況は、第7-1-6表のとおりで、大部分は、警察官による警告、話し合いのあっせん、検挙により措置されている。

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