2 大気汚染系疾病

　補償法による大気汚染指定疾病としては、慢性気管支炎、気管支ぜん息、ぜん息性気管支炎及び肺気しゅ並びにこれらの続発症が定められているが、これら疾病に係る被認定者数は、55年12月末で79、166人となっている(第6-1-1表)。
　また、これらの疾病に係る被認定者数は、制度発足時に14、355人であったが、55年9月末現在では78、401人となっている。これらの疾病に係る被認定者数の動向を50年から55年までの各年9月末現在における前年同期比でみると、それぞれ81.9%、69.2%、31.9%、14.9%、11.3%、4.3%増であり、増加率は年々鈍化している。