前のページ 次のページ

第5節 

1 悪臭物質の追加指定

 多様な発生源を持つ悪臭公害の規制を有効に実施するためには、現在規制の対象となっているアンモニア、メチルメルカブタン等の悪臭物質以外にも悪臭公害を引き起こしている物質があるので、これらについても追加指定する必要がある。環境庁においては、これに関する調査研究を鋭意推進し、アセトアルデヒド、スチレン及び二硫化メチルの3物質について、測定方法の確立をほぼ終了した。今後、野外調査の測定データを取りまとめ、中央公害対策審議会に追加指定について諮問することとしている。

前のページ 次のページ