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第3節 

1 国立公害研究所の開設

 環境庁の附属機関である国立公害研究所は、環境庁発足と同時に設立準備を開始し、49年3月15日に筑波研究学園都市において発足した。
 国立公害研究所の業務は、環境庁設置法第9条で規定されているが、この規定を具体化するため、46年11月、学識経験者等で構成する設立準備委員会を発足させ、研究所の具体的研究分野、組織、機能等について検討を行い、48年3月同委員会の検討結果をとりまとめた報告書が提出された。
 機構定員については、発足時は、所長、副所長のもとに主任研究企画官、計測技術部(2研究室)及び環境情報部(2室)を置き、事務部門を含め44人の職員で発足した。

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