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第5節 

5 少年自然の家

 少年自然の家は、少年を自然に親しませ、自然の中での集団宿泊生活を通じて、規律、協同、友愛、奉仕の精神を体得させ、心身ともに健全な少年の育成を図ることを目的とする社会教育施設である。少年の学校外活動の充実を図り、これら施設の整備を一層促進するため、48年度は、地方公共団体が設置する少年自然の家25か所の施設整備について補助することとしている。48年度末における公立少年自然の家の設置箇所数は53か所となる。
 また、学制百年事業の一環として、48年度にこれら公立少年自然の家のモデルとなり、実践の成果に基づいて青少年教育指導者の研修を実施する等、ブロック内における少年教育の拠点として中心的な役割を果たす国立少年自然の家を高知県室戸市に創設することとし、当該施設の基本設計等を行った。

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