6 観光レクリエーション地区の整備

　増大する国民の観光レクリエーション需要に応えるため、運輸省においては、観光レクリエーション地区を整備するための新しい補助制度を創設することとしている。
　まず、初年度においては、群馬県武尊山地区について、中核となるスキー場、ピクニック緑地の野外レクリェーション施設および汚水処理施設、廃棄物処理施設の基盤施設の整備に着手するとともに、岡山県奥津地区について、49年度から整備するスキー場、ピクニック緑地、遊歩道および汚水処理施設の実施設計を行なう。
　このため、48年度予算において、両地区の整備に要する経費の一部として群馬県および岡山県に対して交付する補助金133百万円を計上している。