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第5節 その他の政策

 公害防止と労働衛生
 労働者の職場環境の改善、健康の保持等の見地から労働省においては、安全衛生行政の一環としての公害防止対策を積極的に推進するため、昭和45年9月に行なった有害物質取扱い事業場の総点検の結果に基づき、排気・排液等の処理に係る技術基準を確立し、法令の整備を積極的に進めるとともに ?測定機器の充実、測定技術の修得等による労働基準監督機関の監督指導体制の整備 ?健康診断内容の改善等による労働者の健康診断の充実 ?労働衛生研究所の活用による専門的見地からの技術開発の促進 ?有害物質の処理設備等を設置する中小企業に対する融資制度の充実等諸般の施策を強力に実施することとしている。

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