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第3節 

2 振動による被害

 まず第1に建築物、家具等のひび割れや損傷あるいは耐久時間の短縮等の物的被害をあげることができる。
 第2には人体影響の問題であり、生活上の不快感をはじめ、場合によっては病弱者等に及ぼす影響が予想される。労働衛生上の問題としては、振動による生理学的な障害についてある程度の解明が行なわれているが、地域住民への影響は今後の解明を要する。

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