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第2節 

6 特定有害物質

 以上のほか、大気汚染物質として問題となるのは、弗化水素、シアン化水素等、大気汚染防止法に規定されている特定有害物質である。
 特定有害物質は、現在28種類が定められており、事故時の措置について規定されている。
 近年アルミ需要の激増に伴い、各地にアルミニウム整錬工場の進出が活発化しているが、これら工場における事故等で漏洩した弗化水素が植物に被害を与えた事件もあるので、防止技術の推進、立地条件の検討等の公害防止の努力が重ねられている。

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