2019年2月にインドネシアにおいて第14回年次会合及び国際ワークショップを開催し、各国の産業排水管理に関する課題の解決に向けて、意見交換を行いました。
我が国企業による海外での事業展開を通じ、アジア等の水環境の改善を図ることを目的に、2011年度からアジア水環境改善モデル事業を実施しています。2018年度は、過年度に実施可能性調査を実施した4件(ベトナム2件、インドネシア2件)の現地実証試験を実施したほか、新たに公募により選定された民間事業者が、インドネシアの「チタルム川流域の繊維工場排水を対象とした排水処理技術(ABR+DHS)実証事業、ポータブルトイレシステムによるスラム地区における衛生環境改善事業」、フィジーの「嫌気好気ろ床法(A2F法)を活用した低環境負荷型水処理・資源循環システム普及事業」の事業の実施可能性調査を実施しました。
前ページ | 目次 | 次ページ |