茨城県神栖市の事案については、引き続きジフェニルアルシン酸(有機砒(ひ)素化合物)にばく露された方の症候及び病態の解明を図り、もってその健康不安の解消等に資することを目的とし、緊急措置事業及び健康影響についての調査研究を実施するとともに、地下水モニタリングを実施することで、ジフェニルアルシン酸による健康影響の発生を未然に防止します。平塚市の事案についても、引き続き地下水モニタリングを実施します。
そのほか、毒ガス弾等による被害を未然に防止する観点から、引き続き、土地改変時における所要の環境調査等を実施します。
環境省毒ガス情報センターにおいては、関係省庁及び地方公共団体の協力を得ながら、継続的に情報収集を行い、集約した情報や一般的な留意事項をパンフレットやウェブサイト(http://www.env.go.jp/chemi/gas_inform/(別ウィンドウ))等を通じて周知を図ります。
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