第3節 小児環境保健への取組

 環境中の化学物質等が子どもの健康に影響を与える環境要因を明らかにするため、3年間で10万組の親子の参加を募り、子どもが13歳に達するまで追跡する大規模かつ長期の出生コホート調査「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)」を、平成22年度から本格的に開始しています。この計画の2年目にあたる平成23年度においては、新たに、参加者約3万3千人を募集することとしており、これら参加者の募集や追跡調査を確実に進めます。

 調査の実施にあたっては、参加者への積極的な情報提供に努め、学会や産業界とも連携・協力していくこととしています。また、10万組の規模を目指した同様の疫学調査が米国でも実施されており、これら諸外国の調査や国際機関等とも連携していくこととしています。



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