第3節 小児環境保健への取組

 化学物質のばく露が生活環境及び胎児期から小児期にわたる子どもの発育に与える影響について、国内外で大きな関心を集めています。環境リスク(化学物質、生活環境等)が子どもの発育に与える影響を明らかにするために、小児環境保健に関する調査研究を「小児環境保健重点プロジェクト」として推進していきます。

 今後、子どもを胎児期から12歳あたりまで追いかける出生コホート(追跡)調査を新たに立ち上げることにしており、平成20年度から21年度にかけて調査実施可能性を検討するための予備調査を実施すると共に、世界各国で実施されている出生コホート調査(アメリカ、ノルウェー、デンマーク、オランダ、韓国等)と連携していきます。



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