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第2節 生物多様性の保全のための国家戦略

 「新・生物多様性国家戦略」(平成14年策定)(図6-2-1)では、関係省庁連絡会議において毎年実施状況を点検しており、平成17年度には、第3回目の点検を行いました(図6-2-2)。点検の報告を受けた中央環境審議会からは、生物多様性に関する施策は前向きに進んでいるものの、いまだ危機の進行を食い止められていないという現状認識が指摘され、自然環境の科学的な基本データの整備、生物多様性に係る教育の重要性、NPO等に対する支援等の体制の充実等を今後の施策の方向性とすべき旨の意見が示されました。



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