3 汚染状況の推移
水俣湾及び阿賀野川においては、これまで、水質、底質及び魚類の定期監視が継続的に行われてきました。
平成17年度については、熊本県が行った水銀に係る調査の結果では、水質に関しては環境基準値(総水銀は0.0005mg/l以下、アルキル水銀は検出されないこと。)を達成し、底質に関しては暫定除去基準値を、魚類に関しては暫定的規制値を下回っており、前年度に引き続き良好な海域環境でした。また新潟県が行った水銀に係わる調査の結果でも、水質の環境基準を達成し、底質の暫定除去基準及び魚類の暫定的規制値を下回っており、前年度に引き続き良好な河川環境でした。
今後とも水質、底質及び魚類の定期監視を継続し、特に水俣湾においては、埋立地の点検など、安全管理を行うことが重要です。