3 地方公共団体自動車騒音常時監視体制
騒音規制法に規定される全国の169地方公共団体においては、自動車騒音常時監視を実施し、地域における自動車騒音の状況を測定・評価し、結果を国へ報告します。これにより、全国の各地域の騒音状況を把握できるほか、自動車騒音の甚だしい地域における対策を効果的に推進できることに加え、環境基準評価や自動車単体規制の強化等の自動車騒音対策に必要な知見が集積されます。平成16年度には「全国自動車交通騒音マップ(環境GIS 自動車交通騒音実態調査報告)」を制作し、インターネット上で一般公開を開始しました。また、地方公共団体による騒音監視の円滑かつ適切な実施のため、国は、地域の自動車騒音監視技術の支援に努めています。