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第2節 

1 家庭からの環境負荷の現状

 家庭におけるエネルギー消費は、世帯数の増加や家電製品の普及に伴い年々増加しています。家庭におけるエネルギー消費に起因する二酸化炭素の排出量は、日本全体のエネルギー消費に起因する二酸化炭素排出量の約14%を占めており(図2-2-1)、その量は、京都議定書の基準年である平成2年度(1990年度)から約3割も増加しており、他の部門と比較しても顕著な伸び率を示しています(第2部第1章図1-1-2参照)。
 また、1人1日当たりのごみの排出量は1kgを超えており(第2部第4章図4-1-1参照)、家庭から排出される生活排水は、1人1日当たり約200〜250リットルといわれています。


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