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第6節 

4 外来生物等への対応

 平成15年12月に中央環境審議会から答申がなされた「移入種対策に関する措置の在り方について」の内容を踏まえ、外来生物のデータベースの構築、導入に当たっての影響評価手法の確立、効果的な防除手法の検討等を含め、特に生態系等に著しい影響を与える外来生物の影響の防止について法制度の確立を図るための作業を進めます。絶滅のおそれのある種の捕食など、外来生物による生態系への影響が現に生じている地域においては、引き続き、外来生物の排除のための事業を進めます。
 また、生物多様性に及ぼす可能性のある悪影響が懸念されている遺伝子組換え生物については、それを防止するために、遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律を的確に運用するとともに、遺伝子組換え生物の承認等に関する情報を提供する情報基盤の整備等を進めます。

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