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第3節 

2 負荷低減技術の開発普及

 下水道に関わる新技術を先駆的に導入・評価し、新技術の普及と効率的な事業の執行を図るために、新世代下水道支援事業制度機能高度化促進事業を実施するなど総合的な技術開発を重点的に実施しました。特に、合流式下水道の改善は緊急かつ重要であることから、下水道技術開発プロジェクト(SPIRIT21)において、産官学連携で合流式下水道改善に関する技術開発を推進し、平成15年10月には4技術が実用化されました。
 浄化槽においては、膜分離技術や窒素除去能力等を有する浄化槽の普及を図りました。
 農業集落排水事業においては、農業集落排水施設の普及と併せて汚水処理の高度化を促進するため、新技術、新工法の採用によるコスト縮減を図るとともに、遠隔監視システムの活用による高度処理の実証調査や低コストの高度処理技術の検討を行いました。

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