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第4節 

2 環境と経済の好循環のまちづくりに向けて

 環境を良くすることが経済を発展させ、経済の活性化が環境を改善するという関係(環境と経済の好循環)を地域発で築いていくため、環境省では平成16年度からモデル事業を行うことになりました。これは、全国の市町村から二酸化炭素排出の削減等の環境保全と経済活性化を実現するアイデアを募集し、優れたものを選んでモデルとするもので、「環境と経済の好循環のまちモデル事業(「平成のまほろば」まちづくり事業)」と呼ばれます。
 具体的には、地域発の創意工夫を生かし住民や事業者などの幅広い参加を得た事業に対し、政府の一般会計から環境関連の勉強会などのソフト事業を委託し、石油特別会計からは代替エネルギーや省エネルギー関係の施設設置等に使える交付金を交付します。このようなモデルが成功し、環境と経済の好循環に向けたまちづくりが広がることが期待されます。
(地域環境行政支援情報システム「知恵の環」のホームページ http://www.chie-no-wa.com/

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