有害大気汚染物質一般に大気中濃度が微量で急性影響はみられないが、長期的に暴露されることにより健康影響が懸念される物質で、日本の大気汚染防止法では、「継続的に摂取される場合には、人の健康を損なうおそれがある物質で大気の汚染の原因となるもの」と定義されている。この語は、古くから問題となり規制の対象とされてきたNOxやSOxなどの大気汚染物質とは区別して用いられている。