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第7節 

2 技術の振興

 環境技術は、21世紀の新たな経済基盤を創出するとともに、循環型、省CO2型社会の構築などの基礎として、環境保全施策の展開における重要なツールであり、その開発・普及は、これまでになく大きな課題となっています。
 このため、環境政策上対応が急がれる技術の開発を行うことを目的とした「環境技術開発等推進費」における「実用化研究開発課題」に対して、引き続き助成を行い、環境技術の開発の促進を図ります。
 また、環境省では、平成15年度より、すでに適用可能な段階にありながら普及が進んでいない先進的環境技術の普及を進めるため、このような環境技術の環境保全効果等を第三者が客観的に実証する事業を試行的に行う「環境技術実証モデル事業」を実施します。
 また、環境省では、さらなる環境測定分析の精度向上等を目指して、引き続き地方公共団体の環境測定分析機関等を対象とした環境測定分析統一精度管理調査を実施します。

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